段々と暑くなってきたこの時期、私の部屋ではエアコンの冷房を回し始めていますが、PCとデスクがエアコンの真下なので、エアコンの風が直接あたるんですよね。
エアコンを切ると暑いし、エアコンを付けると風が直接当たって寒い。
何かいいものはないか?と思っていたのですが…

アイリスオーヤマの「サーキュレーター」を購入しました。
この記事では、
- サーキュレーターと扇風機の違い
- サーキュレーターが活躍する場面とその効果
- 静音レベル比較(動画付き)
を、写真を交えてご紹介します。
Contents
サーキュレーターとは?扇風機との違い
サーキュレーターは「気流」をつくる送風機

サーキュレーターは、扇風機と同様に「風を送る」という点では同じですが、用途・目的は扇風機とはまったく別物です。
サーキュレーター | 直進的な「スパイラル気流」で空気を循環させる、エアコンの空気を循環させるのに役立つ家電 |
扇風機 | 「分散させた風」を、直接身体に当てて涼しさを感じる家電 |
サーキュレーターは扇風機と違い、直接体に当てて使うことはせず、「空気の循環」を目的として使います。
サーキュレーターが活躍する場面・効果

サーキュレーターは、夏場と冬場に冷暖房機器の効率をアップさせて「光熱費の節約」につながるのはもちろんのこと、年中さまざまな場面で重宝します。以下、サーキュレーターを使うシーンです。
梅雨 | 除湿機と併用した空調 |
洗濯時 | 室内干しの乾燥効率アップで、生乾きを防ぐ |
寝室 | 夏場の寝苦しい夜、天井や壁に空気をあてることにより、風を循環させる |
夏場のキッチンは熱がこもるため、ガスで火を使う調理をする際、地獄のように暑いです。LDKエアコンの送風口に風を当てるだけでも、キッチンの暑さが軽減されます(※間取りによります)。
また、戸建やマンションの場合、北面のお部屋は湿気がこもりがちです。室内に湿気が溜まると「壁紙のクロス」が膨張し、歪みが生じる原因にもなります。
建物の最大の敵は「湿気」です。窓を開けてサーキュレーターで循環させるだけでも、かなり違いますね。

角度調整もできるので、エアコンの送風口に「ダイレクト」で風を送り込むことも可能。
私のデスクはエアコンの真下にあるのですが、サーキュレーターを使ってからというもの、エアコンの風が直接身体に当たることがなくなりました。
PC作業がはかどります。
サーキュレーターの静音レベル調査

サーキュレーターは、一方向に風を送り込むため、扇風機やエアコンと同様に「音」がします。

当然、商品によっても異なりますが、今回購入したアイリスオーヤマのサーキュレーターの静音レベルを、
- 騒音測定器
- 比較動画
でまとめてみました。
騒音測定器でデシベル調査
「静音モードがどのぐらいの音なのか?」を計測するのに、スマホアプリ「LINE Tools」の騒音測定器を使用します。
前提条件として、すべての家電(PC、エアコン、サーキュレーター含む)の電源をOFFにした状態の室内を計ると、騒音レベルは「14dB」です。
サーキュレーターの静音モードを起動して騒音測定をしてみると、以下のような結果となりました。

サーキュレーターを静音モード(風量レベル1)で起動した時の音レベルを計ると「37dB」でした。かなり静かです。
- 10dB 呼吸音
- 20dB 木の葉のふれあう音
- 30dB ささやき声・深夜の住宅街
- 40dB 深夜の市街地・図書館
- 50dB エアコン(室外機)・静かな事務所
- 60dB 普通の会話・チャイム
- 70dB 掃除機・騒々しい街頭・電話
- 80dB 電車の車内・ピアノの音
- 90dB カラオケ・騒々しい工場の中
私個人の感覚としては、寝室でも使えるレベルです。ただし、人によっては、寝室で使うには少々気になるかもしれません。
静音レベル比較動画
風量レベル別の音を撮影してみました。
風量レベル3の音はさすがに大きいですが、エアコンの起動時や、除湿機との併用時、室内干しの際に活躍します。
エアコンの冷暖房効率を上げるのにオススメ
サーキュレーターはエアコン1台で複数の部屋に空気を循環させたい時や、エアコンの風の方向を変えたい時に便利です。
夏は冷房の冷気を循環、冬は暖房の風を足もとまで循環、梅雨の時期は「室内干し」の時に風をあてることで乾きを早くできます。
機能 |
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畳数 |
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私がゲットしたアイリスオーヤマのサーキュレーターは廃番?のようで、このモデルが機能的に近いです。