当ブログでは、投資をテーマにした記事を書いており、そのほとんどが個別株、主に株主優待や株主総会の記事です。
過去にこのブログで「投資信託」のこと書いた記事はありませんが、投資信託の買付も行っています。
投資信託の買付で使用している証券会社はフィデリティ証券のみです。今回はフィデリティ証券とは?その使い勝手や特徴(メリット・デメリット)をご紹介していきたいと思います。
Contents
フィデリティ証券とは?
世界24ヵ国で展開する外資系の証券会社

フィデリティ証券は、アメリカの投資会社「フィデリティ・インターナショナル」グループの、外資系の証券会社です。
フィデリティ・インターナショナルは、1946年にボストンで誕生した資産運用会社がルーツで、現在では世界24ヵ国でビジネスを展開しています。
その一員であるフィデリティ証券は、1998年から日本での投資信託の販売をスタート。取扱いファンドも年々増加しており、現在では400を超えるファンドを取扱いしています。
インターネット&電話サポートが手厚い
フィデリティ証券には店舗がありません。その分、フィデリティ証券では「カスタマーズ・サポート」を手厚くし、インターネットと電話を通じたサポートを充実させています。
カスタマーズ・サポートはフリーダイヤル(0120-140-460)で、平日の9時~18時まで対応。以下の内容について相談ができます。
- 口座開設のサポート
- 口座開設後のお取引
- ウェブサイトのご利用方法
- NISAに関する問い合わせ
商品とサービス
フィデリティ証券では、口座開設後3ヵ月間の手数料優遇や、資産評価に応じた優遇を行っています。
スタート0%プログラム

「スタート0%プログラム」は、新規口座開設から最大3ヵ月間、すべての投資信託(ファンド)の購入時手数料が0円(無料)になるお得なプログラムです。

- 特典適用期間中は、いつでも、何度でもファンドの購入時手数料が無料。
- 人気ファンドを含む400本以上(運用会社41社)が対象。新規ファンドも続々登場。
- ファンドの一括購入も、ファンド積立の自動買付も対象。購入は10,000円から。
- 電話・インターネットの取引が可能
手数料優遇プログラム

お預かり資産残高に応じて、翌月のファンド購入時手数料が割引になる「手数料優遇プログラム」があります。

お預かり資産残高が1,000万円以上ないと適用されないため、私のような運用資産が少ない投資家にはメリットがありませんが、資産残高が多い方には大きなメリットとなります。
NISA(非課税口座)のファンド購入時手数料が0円(無料)

年間最大120万円の非課税投資枠を利用することで、分配金や譲渡益が非課税となるNISA口座。
フィデリティ証券では、一括購入・ファンド購入どちらも、購入時手数料がいつでも0円(無料)で取引可能です。さらに、ファンド積立を利用している場合は、非課税投資枠(120万円)を超えた分についても、ファンド購入時手数料が0円となります。
シンプルに資産運用・管理ができる「マイページ」
ログインIDとパスワードを入力すると「マイページ」にアクセスできます。
ポートフォリオ

マイページにアクセスすると、自身のポートフォリオが表示されます。画面はシンプルで見やすいつくりです。
例えば、上記のポートフォリオを見ると、5割が日本株(オレンジ)、3割が海外株(赤)、あとの約30%は国内債券、海外債券、REIT、マネーリザーブファンドで構成されていることが、円グラフと表を見て把握することができます。
マイページに入った後、必要な情報をシンプルに確認できるのは便利です。
お預かり資産推移

「お預かり資産推移」では、自身の資産がどういう推移・変化をしてきたのか、過去の資産推移もあわせて確認できます。
その他のさまざまなサービス
メール/LINEの通知サービス
- 投資信託(ファンド)の分配金発生時
- ファンドの基準額が設定した値に達したとき
- 分配金自動振込サービスを利用しているファンドが決算のとき
にメールやLINEで通知をもらうことができます。
メール/LINE通知内容 | LINE | メール |
分配金発生通知 | ○ | ○ |
基準価額到達通知 | ○ | ○ |
分配金振込通知 | ○ | ○ |
株式約定通知 | ― | ○ |
株式未約定通知 | ― | ○ |
クラブ・フィデリティ(Club Fidelity)
フィデリティ証券には、「クラブ・フィデリティ(Club Fidelity)」という自由参加型のコミュニティがあります。
- フィデリティ資産運用塾 ⇒ 資産運用を基礎から学べる
- 投資家セミナー ⇒ 投信の運用担当から運用状況の説明
投資家セミナーは東京、大阪、福岡で開催され、レベルも「初級・中級」「上級者向け」と分かれているので、自分の知識量に合わせて参加申込ができます。
また、なにげに四半期に1回(3ヵ月に1回)届く紙のレポートは、頭の中を整理するのにちょうどイイです。


最近はインターネットで情報を得ることができるとはいえ、ペーパー(紙)には、ペーパーだからこその良さがあります。
フィデリティ証券のデメリット
預かり資産が少ない場合、個別株投資には向かない
フィデリティ証券のデメリットをあえて挙げるならば、預かり資産が少ない場合、個別株・ETF・ETF投資をコツコツ買っていきたい人には向いていない、ということです。
預かり資産が1,000万円未満の場合、インターネットによる個別株の売買手数料は一律1,500円(税込)です。預かり資産が多い場合は優遇プログラムのメリットを享受できますが、1,000万未満の場合、売買手数料が高くつくことがあります。
フィデリティ証券自体が投資信託やファンド積立に重きを置いている証券会社ですから、これは仕方がありません。
この点は、割り切ればいい話と思います。私の場合は、個別株は
SBI証券やGMOクリック証券で投資し、投資信託はフィデリティ証券で購入しています。
フィデリティ証券の口座開設方法
フィデリティ証券の口座開設をする場合は、フィデリティ証券の口座開設のページに進み、名前や住所などを入力していきます。
入力の仕方で分からないことがあれば、口座開設に関するフリーダイヤル(0120-140-640)に連絡すれば、丁寧に教えてくれます。
