海外旅行に行くとき、大切なお金やクレジットカードを保管する「財布(トラベルウォレット)」をどうするか?
渡航先によってはスリが多い国があるし、油断は禁物。このブログでも他の記事に書いていますが、私は海外旅行でiPhoneと折り畳み傘をスリに盗まれたことがあります。
海外旅行に持っていくトラベルウォレットは、収納力だけでなくセキュリティにもこだわりたい。
今回は海外旅行用の財布を選ぶ時の選び方・ポイントをご紹介します。
Contents
海外旅行の財布を選ぶ時のポイント
海外旅行用の財布を選ぶ時のポイントは3つ。
- 収納力
- セキュリティ(防犯)
- パスポートも収納できるか?
ひと口に海外旅行用の財布といっても、その収納力や機能はそれぞれ違います。
紙幣やコインはもちろん、クレジットカードやパスポートも収納できるのか?セキュリティ・防犯面での機能はあるのか?というのは選ぶ際の大きなポイントです。
ポケットに入れやすいからコンパクトな財布がイイ、という方もいらっしゃるかもしれませんが、海外でポケットに財布を入れるのはNGです。ローマやパリだと泥棒にソッコーで盗まれます。
収納力

財布によって収納できるスペース(収納力)が異なります。
海外旅行用の財布では主に、
- 紙幣
- 硬貨
- クレジットカード
- Eチケット
- 航空券
- パスポート
- 緊急連絡先リスト
などの貴重品を収納します。
地下鉄移動がある場合は、メトロの切符やICカードを収納したりもします。
セキュリティ(防犯)

ピサで遭遇した集団スリ
海外旅行用の財布では、防犯面の機能もこだわりたいところです。
日本のスリとは違い、バッグのチャック(ファスナー)を堂々と開けてきたり(しかも気づかないほどこっそりと)、リュックのナイロン記事をナイフで切り開いて窃盗する事例もあります。
私はピサのバス停留所で赤ん坊を抱いた集団スリのジプシーに遭遇したことがあります。遭遇したといっても、気づいた方が注意してくれたのでその時は難を逃れたのですが、気づく人がいなければ、やりたい放題に盗まれていたかもしれません。
最悪想定で「財布まで手が届く」ことを想定し、それでも盗まれないような工夫が施されているか?はひとつのポイントです。
セキュリティ面では以下のような機能があります。

- チェーンフック
- スキミング防止機能
- カード落下防止機能
最近は、スキマー(スキミングマシン)を使いクレジットカードやキャッシュカードの大切な個人情報を盗まれるという事例もあります。
パスポートも収納できるか?
パスポートを財布に収納するか?別のケースを用意して収納するか?
この点については意見が分かれるところですし、どちらが正解ということはありません。が、私は前者の「パスポートを財布に収納する派」です。
別の場所に分けて収納した場合、「パスポートあるか?財布あるか?」という確認作業が2倍に増えます。また、財布を出すときにパスポートケースに引っかかり、パスポートケースが落下して気づかない…ということもあるかもしれない。
パスポートケース一体型の財布でお金とパスポートを収納しておき、万が一の時の現金とパスポートの写しを、別の場所に忍ばせておく…というのがおすすめです。
Amazon.co.jpでおすすめの海外旅行用財布を比較
Amazon.co.jpで人気が高く、口コミ・評判も比較的良い「海外旅行用 財布」の特徴をまとめます。
ドイター deuter トラベル財布 セキュリティーワレット
評価 | ![]() |
素材 | Deuterマイクロリップライト70D |
サイズ | 17cm×12cm 持ち手の高さ51cm |
特徴 |
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登山用品を扱っている会社の製品なだけあり、とことん軽くして携帯性を高めている。携帯性重視の財布。
バッグ・マート Bags-mart 貴重品入れ シークレット ウエストポーチ
「貴重品を常に体に密着させておきたい」という人には良さそうな一品。
ポーター PORTER トラベルウォレット ポーターディル
評価 | ![]() |
素材 |
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サイズ | 23cm×12cm |
特徴 |
|
収納部分はマチ付きで使いやすく、ポケットの収納力も圧倒的な数。Dカンが付いているので、別途チェーンを用意すれば、バッグやリュックに繋ぐことも可能。
機能だけでなくブランドにもこだわりたい方、超長期旅行・現地滞在する方、出張が多いビジネスマン向け。
地球の歩き方 SGパスポートウォレット
セキュリティ機能は申し分なく、素材もしっかりしていて長く使える。
まとめ
海外旅行でトラブルに遭遇すると、かなり凹みます。
特に治安が良くなかったりスリが多いエリアを旅行する場合は、トラブルに遭わないように「事前対策」をしておくのがおすすめです。
リュックのファスナーにTSAロック
手荷物のバッグやリュックのファスナー2個に「TSAロック」を付けておくのもアリです。