
By: Linus Bohman
SBI証券の「株券担保サービス」で運用しているSBI FX αの「スワップ中長期運用口座」のご報告です。この口座は、私aokitraderが将来の「じぶん年金」づくりの基礎として位置付けています。
株券担保サービスとは、保有株式の70%掛目を「FXの取引証拠金」に充てることが出来るサービスです。そのため「資金効率良く」運用が出来ます。とはいえ、当然リスクやデメリットもあります
参考:SBI証券の「株券担保サービス」FXのメリット・デメリットまとめ
この口座では「配当金」「株主優待」「スワップ」の3つ全てを長期に亘って受け取っていこうというコンセプトで、まったり運用しています。
株券担保サービスFXスワップ中長期運用口座の状況です
SBI証券で保有している株式の70%掛目をFX取引の取引証拠金に出来る、「株券担保サービス」を利用しながら中長期運用。 SBI FX αの2015年3月29日現在の状況です。
通貨ペア | 保有数 | 平均約定単価 | 累計スワップ | 実質約定単価 |
AUD/JPY | 18,000 | 86.731円 | 75,068円 | 82.561円 |
NZD/JPY | 15,000 | 83.613円 | 39,896円 | 80.951円 |
ZAR/JPY | 130,000 | 9.176円 | 102,333円 | 8.389円 |
TRY/JPY | 30,000 | 47.616円 | 125,740円 | 43.425円 |
CNH/JPY | 100,000 | 16.464円 | 30,840円 | 16.156円 |
前回記事のSBI証券で運用中の株券担保サービスFXの状況です:2015年2月27日現在から約1ヵ月が経過しましたが、通貨ペアや保有通貨数に変更はありません。
どの通貨ペアも累計スワップが増え、受け取り済スワップを組み込んだ「実質約定単価」が下がったということになります。
実質約定単価を「過去最安値レベル」まで持っていきたい
やはり、中長期で運用するにあたり、スワップを受け取りながら実質約定単価を下げることで「過去最安値レベル」まで持っていきたいですよね。
- 豪ドル円:55円
- NZドル円:41円
- 南アフリカランド円:7.6円
- トルコリラ円:40円
- 中国人民元円:10円
豪ドル円・NZドル円・中国人民元円についてはかなりの長旅になりそうです。
一方、南アフリカランド円はあと1年半、トルコリラ円はあと1年程で「過去最安値レベル」に到達しそうです。しかし、新興国通貨の長期チャートを見ていても、さらに過去最安値を更新してくる可能性も大いにあります。よって、新興国通貨についてはナンピンで深追いしません。
今後5、6年という長い年月をかけて、南アフリカランド円は5円、トルコリラ円は20円を目指します。
代用有価証券一覧です
SBI証券の代用有価証券一覧です。株券担保サービスFXでスワップ運用する上での「資金のベース」になります。
- [1343]東証REIT指数連動型上場投信 保有数20
- [1555]上場インデックスファンド豪州リート 保有数20
- [2809]キユーピー 保有数100 ★
- [2811]カゴメ 保有数100 ★
- [2928]健康コーポレーション 保有数200 ★
- [2931]ユーグレナ 保有数100 ★
- [3205]ダイドーリミテッド 保有数100 ★
- [3269]アドバンス・レジデンス投資法人 保有数1
[4358]ティー・ワイ・オー 保有数500 ★- [4921]ファンケル 保有数100 ★
- [7867]タカラトミー 保有数100 ★
- [8267]イオン 保有数23 ★
- [8306]三菱UFJフィナンシャルグループ 保有数100 ★
- [8308]りそなホールディングス 保有数100
- [8410]セブン銀行 保有数200
- [8411]みずほフィナンシャルグループ 保有数200
- [9437]NTTドコモ 保有数100
- [9973]小僧寿し 保有数100 ★
※株主優待銘柄(★)(イオンと小僧寿しは株主優待対象保有数に届いてません)
先日のティー・ワイ・オー[4358]からクオカード1,000円分の株主優待を頂きましたでお伝えさせて頂きましたが、TYOについては株主優待のクオカードを頂いたため、微益で決済し、株券担保サービスの代用有価証券ではなくなっています。
SBI証券の「株券担保サービス」FXのメリット・デメリットまとめの記事のデメリットにも記載していますが「NISA口座の保有株を代用有価証券に指定出来ない」ため、現在2015年のNISA口座の枠が「約85万円程度」余っている以上、代用有価証券がどんどん増えていくということはなさそうです。NISA口座
今後も「配当金」「株主優待」「スワップ」を受け取りながらゆったり運用していきます。
関連記事:SBI証券の「株券担保サービス」FXのメリット・デメリットまとめ