海外旅行の中で、距離が近く気軽に行けるところといえば、中国や韓国、そして台湾があげられます。今回は、台北の2泊3日旅行記を写真たっぷりでご紹介します。
実は、この台湾旅行に行く前に「東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい… 台湾の旅」が放映されていたんです。その影響もあり、旅猿メンバーが訪れていたスポットもいくつか訪れています。
この記事の最後にGoogle Mapの地図を埋め込んでいるので、Googleにログインしている方は、気に入った場所にスター(☆)を付けていただくと、観光する時に便利です。なお、一番のおすすめスポットは最後の方にあります。
Contents
台北松山空港に到着

東京の羽田空港発チャイナエアラインに搭乗し、台北の松山空港に到着しました。上の写真は旅猿メンバーがファンの女性の方に絡まれていた、まさにあの場所です。
あいにくの雨ですが、まずは昼食の小龍包を食べに、京鼎小館(ジンディンシャオグァン)まで歩いて向かいます。
京鼎小館(ジンディンシャオグァン)
台北松山空港から徒歩でもアクセスできる立地の京鼎小館(ジンディンシャオグァン)は、その後日本にも店舗数を拡大する京鼎樓(ジンディンロウ)の本家となっている小籠包(シァオロンパオ)のお店です。

ここ京鼎小館(ジンディンシャオグァン)も「旅猿の台湾編」で台北松山空港に到着後、東野さんや岡村さん(そして出川さん)が訪れているんですよね。
3人が激辛小籠包のロシアンルーレット勝負をしていたお店ですよ。松山空港からのアクセスは歩いて15分ほどです。
なお、旅猿メンバーが座っていたテーブルとまったく同じテーブルで食べました。
炒空心菜

まずは空芯菜とニンニクを炒めたシンプルな一皿料理、「炒空心菜」です。前菜ながらパンチが効いており、やみつきになる味です。
蝦仁炒飯

海老入りのチャーハン「蝦仁炒飯」。本場の中華鍋で炒めているだけあって、ご飯粒がパラッパラで美味しいです。
小龍包

そして、大本命の「小籠包」。皮の中にとじこめたに肉汁が飛び出さないよう、丁寧にお箸で持ち上げ、一粒まるまるをレンゲに乗せます。細く刻んだ相性のよい生姜と合わせ、口に運べば至福のひととき。最高に美味しいですよ。
なお、鼎泰豐(ディンタイフォン)や京鼎樓(ジンディンロウ)は日本にもたくさん店舗がありますが、この京鼎小館(ジンディンシャオグァン)は日本には店舗が少ないです。せっかく台湾旅行に行ったなら、日本ではなかなか行けないお店に行きたいですよね。
「台北松山空港」からも至近で、歩いて行くこともできる距離なので、台北松山空港に着いた後に食事をする場合にもオススメの立地ですね。
台北地下鉄MRTで移動

台北市内には縦横無尽に地下鉄MRT(Mass Rapid Transit)が通っています。駅のホームも車両内も非常に綺麗ですし、乗り方も日本とほぼ変わらないので、まず迷うことはないかと思います。
地下鉄のマップ
地下鉄の乗り方
地下鉄に乗る際は、チケットを窓口かタッチパネル式の券売機で購入します。地下鉄の切符は3種類です。
- トークン(ICチップ入りコイン)
- イーリーピャオ(1日乗り放題)
- Easy Card(チャージ式ICカード)

国によってはICカードがペラ紙の場合もありますが、台湾のICカード「Easy Card」は日本やイギリスなどと同様にプラスチック製のカードです。私は、「記念にもなる」ということでEasy Cardを購入しました。
乗り方も日本と変わりません。トークンの場合は、券売機の上にマップがあり、金額が掲載されているので、その金額を入れて購入、改札でタッチすればOK。ICカードの場合は、チャージして、改札でタッチするだけです。
中世紀念堂

中世紀念堂は、中華民国の初代総統である蒋介石の功績を讃えて建造された記念公園です。MRT新店線(グリーン)・淡水線(レッド)の中世紀念堂駅からすぐの場所にあります。



建物の中には歴史資料館(無料)があり、蒋介石のゆかりの品が展示されています。この時は、係員の方の日本語が上手だったので、色々なお話を聞くことができました。
ICE MONSTER(旧:永康15)
こちらは「マンゴーかき氷」のお店「永康15」です。調べてみたら、私が訪れた永康15は閉店し、今は「ICE MONSTER(アイスモンスター)」というお店に名称や場所が変わったようですね。

かき氷の上に完熟マンゴーと自家製パンナコッタを乗せたマンゴーかき氷。南国のマンゴーは味がしっかりしていて美味しいですね~。甘いもの好きでなくてもぺロリといけちゃう美味さですよ。
台北101からも近いので、台北101観光の前後に食べるのがオススメです。なお、現在は日本の原宿にも新規出店しており、行列ができるほど大人気のようですね。
太極堂
足裏マッサージのお店「太極堂」。旅猿メンバーが声を出したら負けの「足裏マッサージ勝負」で訪れていたお店です。

当時はアントニオ猪木氏や旅猿メンバーの写真が飾られていましたが、現在はどうでしょうか…?(⇒2015年現在はもうなくなっているとのことでした。教えていただいた方、ありがとうございます☆)

まずは10分程かけて足先をお湯で温めます。

そして、足ツボマッサージ。私は悶絶するほどは痛くなかったのですが、通常は上記写真のようになります。もちろん、終わった後はスッキリ、体の疲れが回復します。
太極堂は台北市内にいくつか店舗がありますが、旅猿メンバーが訪れたお店とまったく同じお店をチョイスしました。
士林夜市(シーリンヨイチ)

士林夜市(シーリンヨイチ)は旅猿メンバーも訪れていた夜市です。一時的にゲストとしてインリンが登場し、旅猿メンバーが豚の脳みそを食べさせられてましたよね;

数えきれないほどのお店が並んでおり、活気に包まれています。
牡蠣のオムレツ(蚵仔煎)

台北では有名な「牡蠣のオムレツ(蚵仔煎)」。小振りなカキ入りオムレツに甘めのソースがかかっています。台湾ビールにもよく合いますよ。

なかなか怪しい雰囲気のお店もあります。
四川風ワンタン「小林紅油抄手」の饂飩乾麺

四川風ワンタンのお店「小林紅油抄手」。次回また四林夜市に行くことがあれば必ず行きます。そのぐらい美味しい!

こちらは「饂飩乾麺」。縮れ麺とワンタンに、辛味噌ダレがよく合います。美味しすぎておかわり、2杯食べてしまいました。なお、辛さが2段階選べますが、辛いの苦手な方は辛くない方を選んだ方が無難です。
台北の地下鉄MRTレッドラインの「剣潭站」からアクセスが便利です。
九份(きゅうふん,ジォウフェン)
「千と千尋の神隠し」の舞台と噂になっている街、「九份」。台北市内から出ている高速バスに乗れば、約1時間20程で到着します。

昼でもノスタルジックな気分が満喫出来ます。今回は昼のみの訪問でしたが、夜も訪れてみたいですね。
阿妹茶酒館(アーメイツァージョウグァン)
映画「非常城市」に登場したことで有名な人気の茶芸館「阿妹茶酒館」。階段の途中に現れます。

テラスからは基隆湾(ジーロンワン)を望むことができます。
あの海の向こうに日本列島があると思うと、不思議な気分です。

香り高い台湾の銘茶をいただきます。なお、このお茶セットを丸々一式購入(日本円で10,200円)しましたが…まだ一度も使ってません(笑
福大山東蒸餃大王(福大蒸餃王)
蒸し餃子とジャージャー麺で有名な「福大山東蒸餃大王(福大蒸餃王)」。

ひっそりとした路地裏にあります。
蒸餃

日本で食べる餃子よりも肉汁がたっぷり詰まっていて、どちらかというと小籠包を思わせる「蒸餃」。
なめらかなモチモチ皮を破るとじわ~っと肉汁が出てきます。細かく刻んだキャベツ、ねぎ、ショウガのシャキシャキ感も楽しめる一品。
香菇炸醬麵

甘辛ダレを合わせた椎茸・豆腐と麺が絡むジャージャー麺「香菇炸醬麵」。日本でお店が出店したら流行ると思いますねー。
象山
台北101(タイペイイーリンイー)に昇ると当然ながら台北101を見ることは出来ません。「富士山に登ると富士山を望むことはできない」とはよく言いますよね。
そこで、台北101や台北の街を一望するにオススメなのが「象山」です。台北101の東南側に広がっているうっそうとした緑の中に象山があります。
実はココ、るるぶなどのガイドブックにはほとんど載っていない隠れた穴場スポットなんですよね。企業が絡まないので、ガイドブックには掲載されないんです。日本人もあまり知らない、超おすすめスポットです。

ここが象山の登山道入り口。当然、眺めが一望出来る場所には階段を上らなくてはいけません。暑いですが、頑張って上りましょう。象山の頂上までは約15分程です。

象山の頂上に到着しました。夕日が沈むごとに朱に染まっていく街の風景は神秘的です。
上の動画は、一緒に行った友人が撮影した動画です。飛行機が夕日の中を通り抜けていきます。
台北松山空港が近いため、同様に沈む夕日と飛行機が重なる神秘的なシーンにも出逢えるかもしれません。

台北101と市街を望む「夜景」もノスタルジックで幻想的です。
登山道入り口から象山頂上まで歩いて15分~20分はかかると思います。多少しんどいですが、台北旅行の思い出を飾るのに最高の場所です。
台北101

前日の夜に象山から見えた台北101も、真下から見ると頂上がまったく見えません。
台北101は2005年にオープン。高さは地上509mです。ついこの間まで世界第2位と言われていたのが、2015年現在、世界8位にまで後退しています。なお、世界第1位はアラブ首長国連邦のブルジュ・ハリファです。
[blogcard url=”http://aokitrader2.com/dubai-burj-khalifa”]

建物内部88Fにある黄金の球体。これは風邪対策として設置されているウインドダンパーと呼ばれるものです。球体が風とともに揺れることで、安全性を保っています。日本でいう免震構造みたいなものですかね!

展望台は89Fに室内展望台、91Fに屋外展望台があります。


うーむ、天気があまりよろしくないですね;

昨日夜、台北101の夜景を楽しんだ象山が見えます。上の写真でいうと、右下にあるツインタワーマンションの左上あたりです。

中心部にあるグレーの箇所が、象山の撮影スポット。台北101から見ると、随分と下に見えますね。
サニーヒルズ(微熱山丘)
最後は、台湾のお土産にぴったりの「パイナップルケーキ」のお店「SunnyHills 微熱山丘」。

ここで痛いのが、パイナップルケーキの写真を撮っていないという事実…。


ということで、ここだけ、シンガポールのラッフルズホテルにあるサニーヒルズ(微熱山丘)にも行った時のパイナップルケーキの写真を載せておきます。
このケーキの中に濃厚でしっとりとしたパイナップルの果肉がたっぷり詰まっています。パイナップルの食感は、何とも例えようがないしっとり感です。
ここも、最近は日本にも進出して、青山にお店があります。台北松山空港からも近いので、帰りの飛行機のチェックインを済ませた後に訪問してお土産を購入するのもアリです。
なお、下記リンクはシンガポールのサニーヒルズに訪れた際の記事です。
[blogcard url=”http://aokitrader2.com/singapore-sunny-hills”]ご紹介したスポットの地図
京鼎小館(小龍包)
ICE MONSTER(かき氷)
太極堂足部経絡中心(足つぼ)
士林市場
阿妹茶酒館(九份)
福大山東蒸餃大王(蒸し餃子とジャージャー麺)
象山
台北101
SunnyHills 微熱山丘(パイナップルケーキ)
「二泊三日」ですべて回ることができます
台北の旅は、「二泊三日」の旅行でも十分楽しむことができました。次に訪れる機会があれば、淡水や台南の方にも足を運んでみたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。これから台湾旅行される方は、よい旅を!