ケルン(Köln)は、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンに次ぐドイツ第4番目の都市です。
ケルンの観光名所といえば、主要駅であるケルン中央駅の広場にそびえ立つ、世界遺産「ケルン大聖堂」です。
今回の旅では、ライン川クルーズを終えた後に、ザンクト・ゴアールからコブレンツ乗り換えでケルンに向かいます。
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ケルン(Köln)の場所・行き方・アクセス
ターミナル駅のフランクフルト中央駅からケルン中央駅までは、ドイツ鉄道(DB)のICEに乗車し、約1時間5分です。
詳細な時刻検索は、DBの公式サイトで行います。
今回の旅では、ザンクト・ゴアールからコブレンツ駅まで行き、列車を乗り換えました。
ケルン中央駅(Köln Hauptbahnhof)
ケルン中央駅(Köln Hauptbahnhof)前です。
隠す必要もないのですが、この写真を撮っている背中側にはお目当ての世界遺産がそびえ立っています。
ケルン大聖堂はドイツ人にも人気の観光スポットのようで、駅前の広場には、ヨーロッパの人気観光スポットでありがちな、謎の大道芸人がたくさんいます。
私は、この大道芸人を写真をおさめるのが好きで、大量に写真データを持っています。
今度機会があれば、「海外で出会った変な大道芸人まとめ」記事をレポートしたいと思います(笑
そんなケルンの治安は、比較的治安のよいドイツの中では、あまり治安が良くないといいます。
明るい日中は問題ないと思いますが、夜訪れる時は一層注意深くしておいた方がよいかもしれません。
ケルン大聖堂(Kölner Dom)
こちらが世界遺産でもあるゴシック様式の教会「ケルン大聖堂(Kölner Dom)」です。
写真におさまりきらないほどの迫力。
ケルン大聖堂は、1248年に着工開始し、1880年に完成。工期は600年以上…スゴイ。高さは157mで、1884年までは世界一の高さだったようです。
大聖堂の内部
開場時間 | 6:00-19:30(5~10月は21:00まで) |
料金 | 無料 |
大聖堂の中に入ると、天井高が高いヨーロッパの教会ならではの”静寂”に包まれ、祭壇側のステンドグラスから、神秘的なやさしい光がこぼれます。
そして、木製の椅子に腰かけ、悠久の歴史に思いを馳せましょう…。
第二次世界大戦で空爆を受け損傷したようですが、外部は崩れなかったとのことです。今見ている柱が、700年以上も前からそこにあったかと思うと、不思議です。
東方三博士の聖棺
こちらは「東方三博士の聖棺」。イエスが誕生した際に導かれ、イエスを拝んだとされる3人です。中には遺骨が納められています。
バイエルン窓 -ステンドグラス-
バイエルン王ルートヴィヒ1世(1786-1868)が奉納したというステンドグラス「バイエルン窓」。色鮮やかな美しさに、息を飲みます。
なお、バイエルン王ルートヴィヒ1世の孫は、ノイシュヴァンシュタイン城を建築した狂王ルートヴィヒ2世です。
南塔の展望台
大聖堂から一度外に出て、南側に進むと、南塔展望台(The Tower Climb)の入口があります。
開場時間 |
|
料金 | 大人EUR4.00 |
Web | http://koelner-dom.de(独語、英語) |
階段は509段。途中、上の写真のような踊場に出るのですが、その後の階段が結構怖い。
展望台には落下防止の網が付いているため、写真を撮るのが難しいです。
こちらは東方面、ライン川とホーエンツォエレルン橋(Hohenzollernbrücke)を望みます。
南東側の方角に目を向けると、左手に聖マルティン教会、右手にはケルンの市庁舎が見えます。
大聖堂の鐘です。
フリュー・アム・ドム(Frueh am Dom)
ケルン中央駅やケルン大聖堂から歩いて5分ほどの場所にある「フリュー・アム・ドム(Frueh am Dom)」。
こちらがケルンの地ビール「ケルシュビール」。のど越しは軽く、味はフルーティーなので飲みやすい。
個人的には、この旅で一番美味しくてお気に入りとなったビールは「フランツィスカーナー・ヴァイスビア」ですが、ケルシュビールも飲みやすくて美味しいです。
こちらはドイツ風ハンバーグのハックステーク、ソーセージばかり食べていたので、たまには別のものでも…と食べましたが、美味しいです。
あと、ドイツはどこに行ってもポテトが美味しいです。
テラス席もありましたが、食事をしているというよりも、ビールを飲んでいる人が多い印象です。
ケルン大聖堂の南側エリアには、他にもたくさんのレストランが軒を連ねています。
ホーエンツォエレルン橋(Hohenzollernbrücke)
さいごに、ライン川にかかる橋「ホーエンツォエレルン橋(Hohenzollernbrücke)」へ。
世界中のカップルたちが付けていった南京錠がぎっしりと付けられています。南京錠に鍵をかけたら、鍵はライン川に投げ込むらしい…。
まとめ
ケルン中央駅の周辺には、他にもルートヴィヒ美術館やローマ・ゲルマン博物館などの観光スポットがあります。
見どころは駅の周辺にコンパクトにまとまっているので、一日時間を割けば、十二分に楽しめる街です。
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