ニューヨーク、そしてアメリカ合衆国のシンボルでもある、自由の女神(Statue of Liberty)を観光するため、フェリーに乗車してリバティ島(Liberty Island)へ向かいます。
今回は、ニューヨーク「自由の女神」のクルーズ船から見える景色や料金、行き方などを詳しくご紹介します。
自由の女神(スタチュー・クルーズ)の場所・行き方・アクセス
リバティ島(Liberty Island)は、マンハッタン島の南西約2.7kmに位置しています。
マンハッタン島からリバティ島に渡るには、バッテリー公園(Battery Park)から出航しているフェリー船に乗船します。
フェリー乗り場の最寄りの地下鉄駅は、ボウリンググリーン(Bowling Green)と、サウスフェリー/ホワイトホールストリート(South Ferry-Whitehall Street)です。
Bowling Station | 4・5・6 | 徒歩3分 |
South Ferry-Whitehall Street | 1・N・R | 徒歩8分 |
船は8:30〜17:00まで計27本、1時間に約3本運航しています。
[aside type=”normal”]スタチュークルーズの運行スケジュール表[/aside]
スタチュー・クルーズ(Statue Cruises)のチケット・料金
スタチュー・クルーズのチケットの種類は、3種類。
- Reserve Ticket(地上のみのチケット)
- Pedestal Reserve Ticket(台座まで行けるチケット)
- Crown Reserve Ticket(王冠、台座まで行けるチケット)
[aside type=”normal”]スタチュークルーズのチケット[/aside]
リザーブチケット(Reserve Ticket)は、リバティ島・エリス島へのアクセス、オーディオツアーが含まれています。チケット料金は、大人$18、シニア(62才以上)$14、子供(4〜12才)$9、幼児(0〜3才)無料。当日でも購入可。ニューヨークシティパスも利用可。
ペデスタルリザーブチケット(Pedestal Reserve Ticket)は、リバティ島・エリス島へのアクセス、オーディオツアーに加え、自由の女神台座へのアクセスが含まれています。チケット料金は、大人$18、シニア(62才以上)$14、子供(4〜12才)$9、幼児(0〜3才)無料。
クラウンリザーブチケット(Crown Reserve Ticket)は、リバティ島・エリス島へのアクセス、オーディオツアーに加え、自由の女神の王冠・台座へのアクセスが含まれています。チケット料金は、大人$21、シニア(62才以上)$17、子供(4〜12才)$12。
ただし、台座(ペデスタルリザーブチケット)、王冠(クラウンリザーブチケット)については一日に上れる人数制限が決まっているため、オンラインの事前予約が必須ですし、王冠(クラウンリザーブチケット)に至っては3、4ヵ月前には完売してしまうため、早めにオンラインで予約する必要があります。
自由の女神とエリス島クルーズのチケット売り場は、クリントン砦(Castle Clinton)の中にあります。
門をくぐると、特徴的な形の屋根をしたチケット売り場があるので、購入していない場合はここでチケットを購入しましょう!
ニューヨーク・シティ・パス(New York CITY PASS)
「ニューヨーク・シティ・パス(New York City PASS)」を利用すると、ニューヨークの観光スポット6箇所を通常料金よりもお得なセット価格で回ることができます。
- エンパイアステートビル
- アメリカ自然史博物館
- メトロポリタン美術館
- トップオブザロック or グッゲンハイム美術館
- 自由の女神 or サークルラインクルーズ
- 911メモリアルミュージアム or イントレピッド海上航空宇宙博物館
シティパスは、ニューヨーク・シティ・パスの公式ウェブサイトで予約できます。
▼ ニューヨークシティパスの購入方法は下記の記事で詳しくご紹介してます。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/newyork-citypass”]
スタチュー・クルーズ(Statue Cruises)
まるで空港を彷彿とさせるような厳重なセキュリティチェックを通過し、スタチュー・クルーズに乗船しましょう。
船の構造は、リバティ島に向かう船は2階建、帰りの船は3階建でした。
1階船内では、ドリンクや軽食、そして自由の女神ハットが売っています。
天気もよいし暖かいので外で観たい!ということで、2階のデッキに上がってきました。
スタチュー・クルーズのおすすめの時間帯
ニューヨーク観光のなかで、「最も人気があり混雑する観光スポット」が、以下の2つです。
- 自由の女神
- エンパイア・ステート・ビル
この2つを観光する場合、朝の10時を過ぎて現地に到着すると、行列に並ぶことになります。
日程に余裕がある場合はそれでもよいのかもしれませんが、3泊5日など短い日程で旅程を組んでいる場合、行列に並ぶ時間は結構痛いです。
スタチュー・クルーズのおすすめの時間帯は朝一番!9:30に行くのがおすすめです。
スタチュー・クルーズは「右側」がおすすめ
リバティ島に上陸したら、自由の女神像はいくらでも見れます。
しかし、「クルーズ船の上から徐々に近づいてくる自由の女神像を観たい!」という場合は、船の進行方向に対し「右側」のポジションを確保しておきます。
上記のように、バッテリー・パーク(陸地側)が見える側がおすすめです。
クルーズ船の上からは「1 ワールドトレードセンター(One World Trade Center)」が見えます。
ここには最終的に7棟のWTCタワーが建築される予定です。
クルーズ船が出発しました。みなさん、一生懸命に写真を撮っています(そして、私も)。
10分程すると、自由の女神像がかなり近くに見えるようになります。
フェリーの乗り降り場は自由の女神像の右肩側で、乗船時間は約15分です。
リバティ島に到着すると、目の前に鳥が現れ、歓迎してくれました(^^
10月のニューヨークでは、街路樹などの木々の葉が、徐々に黄金色に変化しているようすがわかります。それは、マンハッタン同様、リバティ島の樹木も同じです。
冬は東京よりも寒さが厳しいニューヨーク。冬は冬で、葉が落ちて痩せて見える街路樹が、また季節感を一層感じさせてくれます。
遠くにはエンパイア・ステート・ビルも望めます。
リバティ島は「自由の女神像」を中心に、外周を一周することができます。
自由の女神(Statue of Liberty)
自由の女神像
自由の女神像は、アメリカ合衆国独立100年を記念して、フランス人の募金によってプレゼントされたものです。
1984年には世界遺産(文化遺産)にも登録され、ニューヨークで唯一の世界遺産となっています。
地上高は台座部分も含めて93メートルと、数字上はそれほど高く感じません。
しかし、目の前で観ると周りに高い建物がないだけに、数字以上に高さがあるように感じます。
また、正式名称の「Statue of Liberty」は、日本語に直訳すると「自由の像」です。自由の女神像が完成した1886年(明治19年)に、日本の報道機関が「女神」を付けて報道したことにより、日本では「自由の女神」と呼ばれるようになったみたいです。
ということはつまり、外国人の方に「Goddess of Liberty(≒自由の女神)」と言っても通じないのでしょうか?
色は薄い緑色です。これは、銅が錆びることによる「緑青(ろくしょう)」という現象により緑に変化してしまったようで、鎌倉の大仏も同様らしいです。
島の外周を歩くと、自由の女神像の向きが変わるので、観ていても飽きません。
上の写真は広がる青空を見せるため、横向きで撮影してみました。
正面ではなく、少しだけ角度を付けて斜めから撮影するのが、一番美しい印象です。
台座の上に、観光客の姿も確認できます。
こちらは鳥もいっしょに入った、なかなかいいショット!わがままを言えば、自由の女神と同じ方向を向いてほしかった!
リバティ島の外周は、ゆっくり撮影をしながら歩いても、30分程度あれば一周できます。
フェリー発着場の近くには、アイスクリームが売っており、木々に囲まれたテラス席で食事ができます。
帰りの船は、隣のエリス島に立ち寄ってから、マンハッタンに戻るため、乗船時間は約35分です。
▲ エリス島の移民博物館。
最高の天気に恵まれました。
スタチュークルーズのフェリー船が出航するバッテリーパークには、リスが生息していることで有名です。時間がある時は、立ち寄って探してみるのもよいかも。
【番外編】 自由の女神のお土産
さいごに、おまけを。マンハッタン島内では「I LOVE NEW YORK」など、様々なお土産屋さんで自由の女神像の置き物やマグネットなどを販売しています。
上記の女神像は”実際の女神像の顔に忠実”で、いい雰囲気が出ていますよね。しかし、物によっては…
………誰?
という「偽物顔」が混じっていますので、ご注意ください!
スタチュー・クルーズの営業時間・料金などの基本情報
場所 | Castle Clinton National Monument, 1 Battery Pl, New York, NY 10004 |
電話番号 | +1(877)523-9849 |
Web | http://www.statuecruises.com(英語) |
交通 | 「Bowling Green」徒歩3分 |
営業時間 | 8:30~17:00(季節により変更あり) |
休業日 | 12/24、12/25 |
料金 | 大人:$25、子供(6~12才):$16、シニア(62才以上):$21 |
旅のつづきはこちら
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/newyork-wall-street”]
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