海外旅行の際、ポケットWi-Fiルーターのレンタルが役に立ちます。
WiFiルーターを起動し、スマホやタブレット端末から接続することで、海外に居てもインターネット接続ができるようになります。
今回は、海外wifiレンタルの選び方や、各社のサービスをまとめます。
海外ポケットwifiを選ぶポイント
海外のWiFiレンタルを選ぶポイントは3つ。
- 速度
- 使用する人数(容量)
- 価格
その他オプションもありますが、選ぶ際にベースとなる判断基準は「速度」「使用する人数」「価格」です。
海外ポケットwifiの速度
通信回線の速度によって「通信規格」が異なります。海外wifiで主流となっている通信規格は以下の2つです。
- 4G(LTE)
- 3G
実際に海外でwifiルーターを利用すると、「4Gが繋がるエリア」と「3Gのエリア」の場合とでは、通信速度が大きく違います。
4G | 下り最大150.0Mbps |
3G | 下り最大14.4Mbps |
「下り」とはダウンロードのことです(⇔「上り」はアップロード)。
4Gの場合は文字・画像・動画のダウンロードのスピードが速いため、ウェブ閲覧がスムーズです。一方、3Gの場合はダウンロードに時間がかかるため、遅く感じます。
渡航先により異なるものの、各社「4Gプラン」と「3Gプラン」を用意しています。4Gの方が金額設定が高いので、4Gプランを選ぶか3Gプランを選ぶかは、予算との兼ね合いになります。
最近は、4G(LTE)プランのみで、分かりやすい料金体系のjetfiも登場しており、個人的にかなり気に入っています。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/jetfi”]
海外ポケットwifiを使用する人数
海外WiFiルーターは、複数台のスマホやタブレット端末から接続ができます。しかし、1日の使用量が決まっているため、容量を超過すると通信速度が遅くなります。
家族旅行や卒業旅行など、WiFiに接続する人数が多くなるのであれば、大容量のプランを検討した方がよいかもしれません(大容量プランでおすすめはjetfi)。
ちなみに、携帯会社のパケホーダイプランの場合、一日あたり約3,000円かかります。パケホーダイを各個人で利用すると、無駄な経費が多くなります。
【パケホーダイ】1日あたり1人3,000円の場合のシミュレーション | |||||
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | 5人 | |
1日 | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 | 12,000円 | 15,000円 |
2日 | 6,000円 | 12,000円 | 18,000円 | 24,000円 | 30,000円 |
3日 | 9,000円 | 18,000円 | 27,000円 | 36,000円 | 45,000円 |
4日 | 12,000円 | 24,000円 | 36,000円 | 48,000円 | 60,000円 |
5日 | 15,000円 | 30,000円 | 45,000円 | 60,000円 | 75,000円 |
6日 | 18,000円 | 36,000円 | 54,000円 | 72,000円 | 90,000円 |
7日 | 21,000円 | 42,000円 | 63,000円 | 84,000円 | 105,000円 |
WiFiルーターの場合、複数人で割り勘するとおトクになります。
海外ポケットWiFiの価格(比較表)
WiFiレンタルの価格は、各会社および、通信速度により異なります。ただし、昨今は4G(LTE)がスタンダードになりつつあるため、4G(LTE)プランで1日あたりの料金を比較してみます。
名称 | jetfi | イモトのWiFi | グローバルWiFi |
中国 | 480円〜 | 1,280円~ | 970円~ |
韓国 | 480円〜 | 680円~ | 670円~ |
台湾 | 480円〜 | 1,280円~ | 970円~ |
香港 | 480円〜 | 1,280円~ | 670円~ |
アメリカ | 680円〜 | 1,580円~ | 970円~ |
ハワイ | 680円〜 | 1,580円~ | 970円~ |
グアム | 680円〜 | 1,580円~ | 970円~ |
タイ | 480円〜 | 1,280円~ | 970円~ |
シンガポール | 480円〜 | 1,580円~ | 970円~ |
ベトナム | 480円〜 | 980円~(3Gのみ) | 670円〜(3Gのみ) |
インドネシア | 480円〜 | 1,580円~ | 670円〜(3Gのみ) |
ドイツ | 680円〜 | 1,580円~ | 1,270円~ |
フランス | 680円〜 | 1,580円~ | 1,270円~ |
スペイン | 680円〜 | 1,280円~ | 1,270円~ |
イタリア | 680円〜 | 1,580円~ | 1,270円~ |
イギリス | 680円〜 | 1,580円~ | 1,270円~ |
名称 | jetfi | イモトのWi-Fi | グローバルWiFi |
受渡手数料 | 宅配のみで「1,250円+税」 | 空港・宅配ともに「500円+税」 | 空港・宅配ともに「500円+税」 |
予備バッテリー | ― | 200円(+税) | 200円(+税) |
iPadレンタル | ― | ― | 500円(+税) |
セルカレンズ | ― | 100円(+税) | ― |
補足をしておくと、jetfiについては電池容量がかなり大きいため、フルに充電しておけば、予備バッテリーなしで一日使えます。
海外ポケットwifiが役立つ場面
私は過去6ヵ国で海外ポケットwifiを利用しました。
海外でwifi接続をして役立つ主なシーンとしては、以下の場面があげられます。
- 地図検索
- 時刻表検索
- Google翻訳
- 料理の注文(ブログや旅行記にアクセスし、写真指さしでメニュー注文)
- 日本にいる家族との連絡手段
特に「Google翻訳」が重宝します。翻訳精度も上がってきてますし、ホテルやレストラン、お店などで意思疎通する際に便利です。
ちなみに、「日本にいる家族との連絡」や「SNSの投稿」さえできればよい、という場合は、ホテルのWi-Fiを利用するという手段もあります。
ホテルのWi-Fiは、無料と有料の場合があります。無料でも「部屋ではつながらずロビーでしか利用できない」というケースもあるので、事前にホテルに確認しておくとよいと思います。
海外ポケットwifiのまとめ
個人的には、最近はjetfi推しです。1日あたりの使用量が大容量で、かつ電池容量が大きいので、電源の入り切りの負担が少なく、楽です。何よりも、料金プランがシンプルなのが消費者目線で分かりやすい。
jetfiの使用レビューは下記記事にまとめています。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/jetfi”]
電池の入り切りは負担にならない、1日の使用容量もそんなに大したことはない…という場合には、グローバルWiFiあたりもチェックしておくとよいと思います。
[colwrap] [col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/global-wifi”][/col2] [col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/imotowifi”][/col2] [/colwrap]
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