7つの首長国から構成されるアラブ首長国連邦の首都、アブダビ。
この記事は、「アブダビ観光旅行の旅行記」です。


モルディブのイブラヒム・ナシル国際空港(旧マーレ国際空港)から、アブダビのアブダビ国際空港までは約5時間のフライトです。
Contents
アブダビのタクシー
支払いはディルハムのみ、カード不可、お釣り不可
アブダビは、主要な観光スポットの距離が離れており、アブダビ観光では「タクシー移動」が便利です。
アブダビのタクシー移動に際しては「注意点が3つ」あります。
- 支払いは現金のみ(現地通貨ディルハムのみ)
- クレジットカード支払い不可
- お釣りが出ない
最大の注意点は「お釣りが出ない」ことです。
ドライバーの方はお釣りを持ち合わせていないことがあるので、高額紙幣しか持っていないとちょっと面倒なことになります。
あらかじめ、ディルハムに両替をする際は、「細かいお金」も用意してもらえるように依頼するとよいと思います。
シェイク・ザイード・グランドモスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)

「ヤス・ヴァイスロイ・アブダビ」からアブダビの観光名所「シェイク・ザイード・グランドモスク」までは約15キロの距離です。
タクシー料金は「45ディルハム」だったので、「チップを入れて50ディルハム」としました。
シェイク・ザイード・グランドモスクは、2007年に完成したばかりのモスクです。
4万人の参拝者を収容することができ、UAE建国の父で前大統領の「シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン」が埋葬されているそうです。
アバヤの貸し出し

グランドモスク入場の際には「厳格なドレスコード」があります。
男性は短パンやノースリーブは禁止です。
女性も肌の露出を極力控える必要があります。
女性は現地で「アバヤの貸し出し」を受けることができるので、思い出や記念写真の撮影も含めて借りてみるとよいでしょう。

アバヤを借りる際には「日本の運転免許証」が必要となります。パスポートは貴重品のため、代用が利きません。
なお、アバヤを借りる女性本人が日本の運転免許を保有していない場合に、「同行者の免許証」で問題なかったという事例もあるようです。
総工費550億円のグランドモスクを見学

世界中からデザイナーと建築材料を集めて作られたというモスクは、総工費が550億円です。
金額をかけているだけあり、豪華です。私が訪れた2015年2月は人混みも少なく、ゆっくり観光ができました。


モスクの中に入る際は、靴を脱いで入室します。
色とりどりの豪華なシャンデリアが随所に飾られています。

敷き詰められた世界最大のペルシャ絨毯も美しいです。
「シェイク・ザイード・グランド・モスク」の観光所要時間の目安は1時間です。
シェイク・ザイード・グランドモスクの時間・料金などの基本情報
場所 | Sheikh Zayed Grand Mosque Center, Abu Dhabi |
電話番号 | +971 2 419 1919 |
Web | http://www.szgmc.ae/en/(英語) |
時間 | 金曜以外:9:00~22:00、金曜:16:30~22:00 |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
エミレーツ・パレス・ホテル(Emirates Palace Hotel)

引続き「タクシー移動」でさらに西へ。7つ星ホテル「エミレーツ・パレス・ホテル」へ向かいます。
タクシー料金は「シェイクザイード・グランドモスク」から約40ディルハムでした。


「エミレーツ・パレス・ホテル」の総工費は30億ドルとのこと。もはや次元が違います。
金だけでなく、真珠やクリスタルの装飾が光り輝いています。
クリスタルって。ファイナルファンタジーの世界だけじゃないのか。
「ル・カフェ」の金粉カプチーノ

日本人観光客がパレスホテルに訪れたら「まず注文する」という「金粉カプチーノ」をいただきながらランチタイムにします。


生演奏もあり、優雅な気分を味わえます。

こちらが金粉カプチーノです。金額は「50ディルハム(約1,500円)」。
味は…普通です。


サーモンベーグルや海老とアボカドをサンドしたパンは、美味しかったです。

「金」の自販機(ゴールドベンダー)がさりげなく置いてあります。
ル・カフェ予約方法
金粉カプチーノのル・カフェは「事前に予約をしておいた方が良い」という情報を見かけたため、日本で事前にメールで予約をしました。

上記のエミレーツ・パレスホテルの公式ウェブサイトにアクセス。赤枠で囲ったe-mailアドレスにメールをすることで予約が可能です。
Google翻訳が役立ちます。
- 予約日時
- 人数
- 名前
- 連絡先
を書いて予約しました。
ジュメイラ・アット・エティハド・タワーズ( Jumeirah at Etihad Towers)
展望ラウンジは地上300m

エミレーツ・パレス・ホテルから見えるタワー群。
エミレーツ・パレス・ホテルから徒歩10分の場所に「ジュメイラ・アット・エティハド・タワーズ( Jumeirah at Etihad Towers)」があります。

展望台の料金は、ワンドリンク付きで「75ディルハム」です。
展望台のある74階(地上300m)までエレベーターで向かいます。
北側(エミレーツ・パレス・ホテル方面)の景色

こちらは北側の眺望。眼下に見えるのが先程訪れていた「エミレーツ・パレス・ホテル」です。
さらに奥を見ると、建設中のようです。
東側(アブダビ国際空港方面)の景色

こちらは東側(アブダビ国際空港)方面。砂漠の砂でちょっと「もや」がかかっています。
南側(砂漠方面)の景色

南側には砂の島が見えます。ここもこれから建物が建ってくるのでしょう。
デザートサファリ(Desert Safari)
夕方は、オプショナルツアーの「デザートサファリ」に参加しました。
デザートサファリは、砂漠をランドクルーザーで滑走するアクティビティです。
詳細は、下記の記事でご紹介しています。

アブダビ観光旅行マップ
アブダビ観光マップをGoogle Mapで作成しました。
気になる観光スポットをクリックして、実際の旅行時にご活用いただければ幸いです。
旅のつづきはこちら

アブダビ市内オプショナルツアー情報(VELTRA)
観光スポットの距離が遠いアブダビの街を、効率よく回ることができるツアーです。
ヤス・ウォーター・ワールドとのセットもあり。