ニューヨークのアメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)

バーナム・ブラウンが発見したティラノサウルスの頭蓋骨

広大に広がるセントラル・パークの西側にある巨大な博物館が、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)です。映画ナイトミュージアムの舞台になったこともあり、世界中から多くの観光客で賑わいます。

今回は、映画ナイトミュージアムの登場人物が観れるポイントを交えながら、チケット料金から興味深かったポイントや見どころまでをご紹介します。

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アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)

アメリカ自然史博物館の外観 IMG_6120b

アメリカ自然史博物館は、1869年に創業した、世界有数の科学・文化を紹介する施設です。

今回訪れたのは土曜日の午後ということもあってか、行列は屋外までつづき、50人ぐらいまで伸びています。自然史博物館の内容的には子供たちも楽しめるので、ファミリーも多いです。

建物の正面で馬に乗っている人の像がありますが、この人は…、ナイトミュージアムをご覧の方ならご存知、セオドア・ルーズヴェルトの像です。ちなみに、建物の中でも馬から降りたセオドア・ルーズヴェルトの姿を見ることができます。

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アメリカ自然史博物館といえば、映画「ナイトミュージアム」の舞台。夜になると博物館の骨格標本や剥製、展示物が動き出すという物語です。

アメリカ自然史博物館を訪問する予定のある方は、事前に映画「ナイトミュージアム」を観ておくと、10%~20%増しぐらいで楽しめると思います!(特に1)

 

アメリカ自然史博物館のチケット・入場料

大人 $22
子供(6~12才) $12.50
シニア(62才以上) $17

博物館の規模と展示内容を考えれば、大人1人$22というチケット料金は良心的ですね。広い館内を日本語で効率よく案内してもらいたい場合は、日本語のガイドツアーに参加するのもひとつです。

今回わたしは、窓口で個別チケットを購入するのではなく、割引観光パスのニューヨーク・シティパスを利用して入場しました。

ニューヨーク・シティ・パス(New York CITY PASS)

シティパスチケットブック

「ニューヨーク・シティ・パス(New York City PASS)」を利用すると、ニューヨークの観光スポット6箇所を通常料金よりもお得なセット価格で回ることができます。

  • エンパイアステートビル
  • アメリカ自然史博物館
  • メトロポリタン美術館
  • トップオブザロック or グッゲンハイム美術館
  • 自由の女神 or サークルラインクルーズ
  • 911メモリアルミュージアム or イントレピッド海上航空宇宙博物館

シティパスは、ニューヨーク・シティ・パスの公式ウェブサイトで予約できます。

 ニューヨーク・シティパスの購入方法(記入例付き)

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セオドア・ルーズヴェルト円形広間

セオドアルーズベルト円形広場にいる恐竜 セオドアルーズベルト円形広場にいる恐竜

館内正面入口を抜けて中に入った場所にある「セオドア・ルーズヴェルト円形広間」では、二匹の恐竜が出迎えてくれます。上の写真が肉食恐竜のアロサウルス、下の写真がバロサウルス。なにやらアロサウルスの攻撃からバロサウルスが我が子を守っているシーンだとか。

また、映画ナイトミュージアムではその名の通り円形でしたが、実際には円形には見えない??映画との違いをチェックしていくのも、楽しみのひとつですね。

 

スタウト・アジア民族ホール

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ここで面白かったのは昔の生活や景色を再現したジオラマ模型。絵と模型を使い、上手く奥行きを表現しています。

上記写真は15世紀当時の北京を再現したジオラマです。

ジオラマといえばナイトミュージアムのオクタウィウスとジェデダイア・スミスの迷コンビを思い出すのですが、この博物館内にローマ帝国とアメリカ西部開拓時代のジオラマがあるかどうかは不明です。しかし、このジオラマ模型があの2人を生み出したのでしょうね。

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16世紀から17世紀にかけてのペルシャの都市エスファハーン。

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1世紀のアレクサンドリアです。

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そして、スタウト・アジア民族ホールの中には、日本(Japan)をテーマとした展示品もあります。

これが日本人から見ると?な展示が並んでおり、興味深い。

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こちらではSAMURAIが紹介され、刀が展示されています。

アメリカ自然史博物館の日本紹介コーナー

こちらはDEMONS(悪魔)の紹介。うーむ…日本の文化を紹介するのに重要なものなのだろうか?

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囲碁(Go Game)も紹介されていました。

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また、なかなかお目にかかれないチベットの民族衣装の展示も必見です。

日本ではなかなかチベットの展示をするのは難しいのではないでしょうか。アメリカの博物館だからこそ、チベットの展示ができるのかもしれませんね。

 

脊椎動物の起源

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脊椎動物の起源エリアで興味深かったのはこのカメです。

「Geochelone atlas」というカメの骨です。超巨大です。ウミガメとかの比ではありません。足の骨も、カメというよりも恐竜みたいです。

1922年にアメリカ人のバーナム・ブラウン(B.Brown:1902年にティラノサウルス化石を初めて発見した人物)によりインド西部のチャンディーガルという場所で発掘されたそうです。

ググってみましたが、全然情報が出てきません。謎に満ちています。

 

竜盤類恐竜

アメリカ自然史博物館のT-REX

やはり、恐竜のコーナーはワクワクしますね。

こちらは「ティラノサウルス・レックス(Tyrannosaurus rex)」。行きの飛行機ANAのNH1010便で映画「ジュラシック・ワールド」を観てきたばかりなので、余計に迫力を感じます…。

バーナム・ブラウンが発見したティラノサウルスの頭蓋骨

この頭蓋骨は、先ほどの巨大カメを発見したバーナム・ブラウンにより、1908年にアメリカ北西部のモンタナ州(Big Dry Cleek)で、世界で初めて完全な形で収集されたティラノサウルスの頭蓋骨です。

アメリカ自然史博物館が保有する、貴重なコレクションをじっくりと堪能できます。

 

インディアン

アメリカの先住民であるインディアンについての展示もあります。

そもそも本来、北アメリカに定住していたのは彼らであって、「インディアン」という呼称自体がどうなのかという気もしてしまいますけど…。

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インディアンのエリアには、ナイトミュージアムでセオドア・ルーズヴェルトが恋をしたサカジャウィアのモデルと思しき女性が…(左から3番目)。

 

マーガレット・ミード 太平洋民族ホール

IMG_6252b アメリカ自然史博物館のモアイ像

ナイトミュージアムでお馴染みのモアイ。モアイ像の前で一緒に記念撮影する人多かったです。

わたしの見た限り、ティラノサウルスの次に人気があったと思います。

 

ロスいん石ホール

アメリカ自然史博物館のアーリートゥ隕石

ロスいん石ホールで一際存在感を放っているのが中央に配置されたこの大きな隕石。

この隕石は「アーニートゥ隕石」というもので、数千年前にグリーンランドのケープヨークという場所に落下したものを、ロバート・ピアリーという探検家が1897年に引き上げ、捕鯨船でアメリカに運んできたらしいです。

説明文には「At 34 tons, Ahnighito is the largest meteorite on display in any museum.」博物館に展示されている隕石の中で最も巨大(重さ34トン)であると記載されています。

 

ミルスタイン海洋生物ホール

アメリカ自然史博物館 シロナガスクジラ

ミルスタイン海洋生物ホールの中央にそびえるのは、シロナガスクジラの実物大模型です。

地球上最大の動物であるシロナガスクジラの大きさを見ると、神秘的な思いに駆られます。

 

セオドア・ルーズヴェルト記念ホール

アメリカ自然史博物館のセオドア・ルーズヴェルト

1階のセオドア・ルーズヴェルト記念ホールには、ベンチの中央にセオドア・ルーズヴェルトが腰かけています。

しかし、残念!モアイの方が人気が上のようで、誰も見向きもしていませんでした。

 

ヘイデン・プラネタリウム宇宙シアター

ヘイデン・プラネタリウム宇宙シアター

アメリカ自然史博物館には、ヘイデン・プラネタリウム宇宙センターがあります。やはりアメリカ自然史博物館を訪問したら、プラネタリウムを観たい!という方もいらっしゃるかと思います。

しかし、ズバリ言います。

上の写真はプラネタリウムが始まる前、マンハッタンを上空から映した景色が丸いモニターに映し出されているのですが、この写真の時点がプラネタリウムのピークです!はじめの10秒ぐらいは「おー!」というワクワク感がありますが、その後は…。

事実、終わった瞬間に周りのお客さんから「え、嘘、これで終わり?」というため息が漏れていました。所要時間はだいたい2分ぐらいだったと思います。

さらに、日本語の館内案内図にはなぜか「1階からのみ入場可」という記載が丁寧に書いてあるのですが、1階からは行けません。プラネタリウムのアクセスは、正しくは2階です。

これ、博物館側は誰も気づいてないのだろうか…(おかげで30分迷いました。お気をつけて!)。

 

アメリカ自然史博物館の所要時間

午前中に訪れたメトロポリタン美術館同様、かなり駆け足で回りましたが、結局、アメリカ自然史博物館には4時間滞在しました。

今回の記事でご紹介した以外にも、惑星地球ホールや爬虫類と両生類など、見どころはたくさんあります。本気で全部じっくり見ようとすると、所要時間については丸一日必要だと思います。

逆をいえば、早足で見れるようなスポットでもないため、中途半端な時間しかない場合はあまりおすすめしません。がっつりと時間を取って見た方がいいと思います。

 

アメリカ自然史博物館の場所・行き方・アクセス

81 St Museum of Natural History CB 徒歩2分
メトロポリタン美術館 (セントラル・パークの中を通って) 徒歩17分

アメリカ自然史博物館への行き方は、地下鉄の最寄駅「81 St Museum of Natural History」駅から徒歩2分です。アメリカ自然史博物館とメトロポリタン美術館との間は、セントラル・パークを通り抜けて徒歩17分かかります。

ダコタ・アパートの南玄関
ちなみに、アメリカ自然史博物館前のセントラル・パーク・ウエスト通りを南に進むと、ジョン・レノンが暗殺されたダコタアパートがあります。

アメリカ自然史博物館を見学する前後に立ち寄ってみるのもいいでしょう。

 

アメリカ自然史博物館の営業時間・料金などの基本情報

場所 Central Park West & 79th St, New York, NY 10024-5192
電話番号 +1(212)769-5100
Web http://www.amnh.org/(日本語)
交通 地下鉄A・C・B線「81 St Museum of Natural History」から徒歩2分
営業時間 10:00~17:45
休業日 感謝祭、クリスマス
料金 大人:$22、子供(6~12才):$12.50、シニア(62才以上):$17

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