査定依頼
マンションの価格を査定してもらうために、不動産仲介業者に「不動産査定」をしてもらいます。
不動産仲介業者の専門家が物件の規模、設備、周辺環境、立地、市場動向（同じマンションや近隣マンションの売却事例）などを勘案して、その物件の適正な時価を算出します。
ただし、不動産査定の金額はあくまでも「査定金額」であり「目安」です。
「売れる金額」かは分かりません（ここポイント、後ほど詳しく説明します）。
媒介契約
不動産の売却を委任するため、売主と不動産仲介業者との間で「媒介契約」を結びます。
媒介契約には「専属専任」「専任」「一般」の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
詳細は後ほど解説するので、ひとまず「売主と不動産仲介業者との間で契約を結ぶ」とだけ覚えておけば大丈夫です。
売り出し（広告）
売却予定のマンションは、売主と媒介契約を結んだ不動産仲介業者によりレインズ（REINS）と呼ばれる不動産取引の情報を管理・提供するシステムに登録され、買い側の不動産仲介業者（買いたい人を連れてくる業者）がマンションの売り出し情報を見ることができるようになります。
他にも、売主と媒介契約を結んだ不動産仲介業者の店舗への直接来店、公式サイトからのお問い合わせフォームからの問い合わせもあるでしょう。
内覧
マンション購入を検討しているお客さんが実際に売主のマンションを内覧に来ます。
この際、購入検討している人を案内するのは不動産仲介業者で、場合によっては売主と媒介契約を結んだ不動産仲介業者のケースもあるでしょう。
申し込み・交渉
内覧した人が購入を希望した場合、「購入申込書」に記名・詳細を記入し、不動産仲介業者を経由して売主のもとに届きます。
氏名・住所・電話番号のほか、買付価格、売買契約希望の日付、自己資金やローンの内訳の記載があります。
販売金額よりも買付金額が低い場合には、買主との交渉になります。