香港の中で最も地味で、かつ短い時間で終わる観光スポット&イベントが、「ヌーン・デイ・ガン(Noonday Gun、怡和午砲)」です。
ヌーン・デイ・ガンは香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)にあり、観光客は10数名しかおらず、イベントは30秒で終了します。
今回は「誰も行かない取り上げない」そんなマイナースポット、ヌーン・デイ・ガンを紹介します。
ヌーン・デイ・ガン(Noonday Gun)
ヌーン・デイ・ガンの伝説
ヌーン・デイ・ガンは、正午に大砲を撃つイベントです。
ヌーン・デイ・ガンはジャーディン・マセソン社が所有しており、ジャーディンの社長が香港の港を出入りする際に礼砲として大砲を撃っていました。
ところが、香港に着任したばかりの英国海軍将官が「大砲の弾を無駄に使うな」と怒り、その罰として香港の時報代わりに正午に大砲に撃たせるようになったのが、ヌーン・デイ・ガンのきっかけです。
現在も毎日正午に儀式として大砲を撃っています。
ヌーン・デイ・ガンの動画
正午になると、当番の人が鐘を鳴らし、手を挙げた後に大砲を放ちます。
一発ドーン!
大砲の音はかなり大きな音なので、耳を塞いでいないと耳の奥がやられます。傘とカメラで両手がふさがれていたので、耳をやられました。
イベントは以上、「え?もうこれで終わり?」というあっさりと終了します。
イベント後は、門扉が開かれるので、中に入って撮影タイムです。
また、当番のおじさんからヌーン・デイ・ガンのガイドをもらえます。
耳栓付けてたんかーい。
ヌーン・デイ・ガンを見るためだけに訪れる必要はないと思いますが、正午の前後に銅鑼湾(コーズウェイベイ)周辺を立ち寄る予定であれば、日程に組み込んでみてもよいかと思います。
ヌーン・デイ・ガンの場所・行き方・アクセス
ヌーン・デイ・ガンは、地図で見ると簡単に行けそうですが、実際には場所がわかりづらいです。
私は実際に、現地で迷いました。
ヌーン・デイ・ガンの開催場所は、写真中央にある樹木の隣です。地下鉄の銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅から向かう場合、幹線道路を横断する必要があります。
行き方は2種類。
- 真南にある世界貿易センタービルの地下通路
- 西側の信和広場(SINO PLAZA)2階の歩道橋
世界貿易センタービルの地下通路
ヌーン・デイ・ガンから幹線道路を挟んで真南に位置する、世界貿易センタービル。世界貿易センタービルの地下通路から向かう場合、狭い路地にある扉からアクセスします(写真中央)。
まさかこの扉だとは気付きませんよね…。一応、扉にはパウチした紙に「To Access Noon Day Gun」の記載がありますが、わかりづらい。
この写真の景色が見えたら、右折です。すると、先ほどの扉がある路地が見えます。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]
わかりづらいルートですが、ヌーン・デイ・ガンへのアクセスは最短のルートです。
西側の信和広場(SINO PLAZA)2階の歩道橋
[colwrap] [col2][/col2] [col2]歩道橋で渡る場合は、西側の「信和広場(SINO PLAZA)」というビルの2階に上がり、幹線道路を渡ります。
渡って歩道橋を降りた後、東に進むとヌーン・デイ・ガンに辿り着きます。[/col2] [/colwrap]
ヌーン・デイ・ガンの営業時間などの基本情報
場所 | Gloucester Road, Causeway Bay, Hong Kong Island, Hong Kong |
電話番号 | +852 2508 1234 |
交通 | 港島線:銅鑼湾(コーズウェイベイ)駅:徒歩10分 |
営業時間 | 正午 |
[colwrap] [col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/hongkong-aqualuna”][/col2] [col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/global-wifi”][/col2] [/colwrap]
コメント