行き先によっては長時間に及ぶ国際線のフライト。
格安航空券やツアーで予約した場合でも、航空会社のオンラインチェックインを利用すれば、事前の座席指定(座席変更)が可能です。
座席指定(座席変更)をする際、どの座席に変更すればよいのか?飛行機のおすすめの座席はどこなのか?を調べられるSeatGuru(シートグルー)をご紹介します。
SeatGuru(シートグル―)とは
SeatGuruは、2001年10月に立ち上げられた飛行機の座席情報を調べられるウェブサイト(seatguru.com)です。
2007年にはホテルや観光の口コミサイトでおなじみのトリップアドバイザー(TripAdvisor)に買収されています。
残念ながら、現在は英語のみとなっており、日本語では表示できません。ただし、トリップアドバイザーも数年前までは英語のみの運用だったことを考えると、日本人の利用客が増えれば、日本語対応する可能性はあると思います。
SeatGuru(シートグルー)の使い方
SeatGuruを利用する場合、
- 航空会社
- 便名
が必要になります。
すでに予約済の場合は、Eチケットに記載があるので手元にEチケットを用意、これから予約する場合は、予約画面で便名をメモしておきます。
SeatGuruにアクセスしたら、Fly Smarterの項目を入力します。
- 航空会社
- 便名
- 搭乗の日付
航空会社の欄は、1文字入力すると予測変換してくれます。
選択した便が表示されます。
出発時刻(Depart)や到着時刻(Arrive)をチェックしたうえで、「View map」をクリック。
日本航空89便「ホノルル ⇒ 羽田」間の座席表が表示されました。
SeatGuruの座席表の見方
座席は色分けされており、色によりおすすめ度・注意点が異なります。
- ■(緑) ⇒ Good seat(おすすめ座席!)
- ■(黄) ⇒ Be Aware(注意すべき座席)
- ■(赤) ⇒ Bad seat(最悪の座席)
- ■■(緑,黄) ⇒ Mixed Review(メリットデメリット混在)
- □(白) ⇒ Standard seat(特になし)
緑・白の場所を選ぶのが無難といえますね。
さらに、色分けされた座席をクリックすると、なぜその座席がおすすめなのか?逆に、なぜその座席の評判が悪いのか?の理由を表示できます。
よくある例と、訳を並べてみます。
シート色 | 英語訳 | 日本語訳 |
■ | Seat 45 B is a standard Economy Class exit row seat that has extra legroom. | 45Bの座席は、非常口の列のため、足元が広い。 |
■■ | Seat 45 H is a standard Economy Class exit row seat that has extra legroom. The proximity to the lavatories and galley may be bothersome. | 45Hの座席は、非常口の列で足元が広いものの、トイレやギャレーが近く、うるさい。 |
■ | Seat 56 C is standard Economy Class seat, however, other flyers tend to bump into this seat. | 56Cの座席は、搭乗客がぶつかりやすい。 |
■ | Seat 57 K has limited recline. The proximity to the lavatories may be bothersome. | 57Kの座席は、リクライニングの制限がある。トイレの近くなので、うるさい。 |
なお、SeatGuruで記載されている座席のメリット・デメリットは、シートの乗り心地や快適さに対しての内容のため、飛行機の「前方・後方」「窓側・通路側」によるメリット・デメリットは考慮されていません。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/international-flight-economy-class-seat”]
座席の詳細情報(シートピッチ、幅、座席数)
「Seating details」の項目では、搭乗クラスごとの
- Pitch:シートピッチ(奥行)
- Width:シートの横幅
- Seating details:座席数
を確認できます。
表記は英語圏で使われるインチ(inch)表示のため、「1インチ=2.54センチメートル」換算する必要がありますね。
たとえば、上記の場合、エコノミークラスのシートピッチ31インチ=78.74センチメートルになります。
機内エンターテイメント・機内食の情報
「In-flight amenities」は、機内エンターテイメント(映画、音楽)や、機内食の情報をチェックできます。
下部には航空会社の公式サイトへのリンクあり。
まとめ
今は、ほとんどの航空会社でウェブチェックインが可能です。
その際、(航空会社によりますが)格安航空券やツアーで予約した航空券でも、ウェブチェックインをする際に座席変更できます。
日系航空会社のJAL(Quic)、ANA(オンラインチェックイン)でも、事前にウェブチェックインをする際に座席変更ができるので、その際にSeatGuruの座席情報が役立ちます。
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