横浜銀行(はまぎん)住宅ローン 金利・審査・メリット・デメリットまとめ

【更新日:2017年5月1日】

日本の地方銀行の中で、単体としてみた場合に最大規模を誇る地方銀行が、横浜銀行(はまぎん)です。

今回は、メガバンクにも劣らない、低金利の住宅ローンで神奈川を提供している、横浜銀行の住宅ローンをご紹介します。

 

目次

横浜銀行とは

hamagin

横浜銀行は、神奈川県の地方銀行です。本店は神奈川県横浜市西区。

神奈川県・横浜市・川崎市など、神奈川県の市町村の指定金融機関となっており、また、地方銀行でありながら東京都に隣接する立地の恩恵を受け、神奈川だけでなく東京にも数多くの支店があります。

元は横浜銀行単体で東証一部に上場(証券コード:8332)していましたが、平成28年4月1日、東日本銀行との経営統合により、コンコルディア・フィナンシャルグループ(証券コード:7186)として上場しています。

 

横浜銀行(横浜銀行)の住宅ローンのメリット

住宅ローン全期間引下げ幅に魅力あり

横浜銀行住宅ローンの「全期間引下げ幅」は、優遇幅▲1.875%を提供しており、都市銀行(みずほ、三菱UFJ、三井住友、りそな)と比較してもトップレベルの水準です。

全期間引下げ幅を引いた後の金利は0.600%平成29年5月実行金利)と、かなり魅力的な金利を提供しています。

都市銀行の住宅ローン変動金利比較(平成29年5月実行金利
金融機関 店頭表示金利(変動金利) 全期間引下げ幅最大 実質金利(変動金利)
横浜銀行 2.475% ▲1.875% 0.600%
みずほ銀行 2.475% ▲1.875% 0.600%
三菱UFJ銀行 2.475% ▲1.85% 0.625%
三井住友銀行 2.475% ▲1.85% 0.625%
りそな銀行 2.475% ▲1.85% 0.625%

生活応援住宅ローン はまぎんハッピーエブリデー

[colwrap] [col2]hamagin_happyeveryday[/col2] [col2]横浜銀行の住宅ローン公式ウェブサイトを見ると、メニューに「生活応援住宅ローン 〈はまぎん〉ハッピーエブリデー」という項目があります。

普通の住宅ローンと何が違うの?と思ってしまうところですが、実は、住宅ローン借入人が男性の場合で、横浜銀行で住宅ローンを組むと、すべてこの「はまぎんハッピーエブリデー」に該当します。[/col2] [/colwrap]

この特典では「Club Off(クラブオフ)」の会員になることができ、ホテルレストランやレジャーでの割引が使えます。

例を挙げると、

  • ホテルレストラン(帝国ホテル、ハイアット、ヒルトン他)の割引
  • ドミノピザの注文15%割引

など。特に、ホテルレストランの割引率はかなり高く、魅力的に見えますね。

この特典は、住宅ローン借入月の翌々月1日から利用できます。

女性専用住宅ローン はまぎんロング・エスコート

[colwrap] [col2]hamagin_woman[/col2] [col2]

一方、女性の方がはまぎんの住宅ローンを組むと、女性専用住宅ローン〈はまぎん〉ロング・エスコートの特典が付いてきます。

女性版の「Club Off(クラブオフ)」の会員特典ですね。

[/col2] [/colwrap]

男性の特典「生活応援住宅ローン 〈はまぎん〉ハッピーエブリデー」とほぼ内容はいっしょですが、若干異なる箇所があり、女性向けの特典にあされているようです。

この特典についても、住宅ローン借入月の翌々月1日から利用できます。

なお、たとえば夫婦など、「男性と女性のペアローン」で住宅ローンを組む場合は、男性がハッピーエブリデー、女性がロングエスコートと、それぞれ別の特典に加入する形となります。

一部繰上返済手数料が無料

住宅ローンの繰上げ返済には、2種類あります。

  1. 期間短縮型
  2. 返済金額軽減型

1番の「期間短縮型」は、借入期間を短縮する繰上げ返済方法です。

一方、2番の「返済金額軽減型」は、繰り上げ返済資金を元金部分に充当することで、毎月の返済金額を軽減する繰上げ返済方法です。

横浜銀行の住宅ローンでは、インターネットバンク「はまぎんマイダイレクト」からの繰上げ返済であれば、期間短縮型・返済金額軽減型ともに、繰上げ返済手数料が無料となります。

 

横浜銀行の住宅ローンのデメリット

横浜銀行の住宅ローンのデメリットは、金利面以外、つまり団信保障についてのメリットがやや薄い点でしょうか。

たしかにClub Offの特典は魅力といえば魅力ですが、使わない人・興味ない人にとっては1円も得になりません。

死亡時の団信(団体信用生命保険)については、金利に含まれている(実質無料)ですが、ガン保障特約の場合は支払金利に+0.2%、3大疾病保障特約の場合は支払金利に+0.25%上乗せする必要があります。

保障 金利上乗せ
団体信用生命保険
ガン保障特約付き住宅ローン 0.20%
3大疾病保障特約付き住宅ローン 0.25%
8大疾病保障特約付き住宅ローン 0.30%
ワイド団信付き住宅ローン 0.30%

全期間優遇幅が大きいので金利に魅力がある横浜銀行ですが、

変動金利が低水準でありながら、じぶん銀行はがん50%保障団信を無料付帯、を無料付帯しており、人によってはかなり手厚い保障を用意しています。

加えて、ネット銀行も「団信の疾病保障無料付帯」には力を入れており、金利と保障を含めたトータルバランスで考えるとネット銀行の方がいい方もいるでしょう。

[aside type=”normal”]
じぶん銀行住宅ローン ⇒ がん50%保障団信

[/aside]

 

横浜銀行 住宅ローンのスケジュール

横浜銀行の住宅ローンのタイムスケジュールは、都市銀行などと変わらずシンプルです。

  1. 住宅ローン事前審査(≒仮審査)
  2. (不動産売買契約 or 建物請負契約)
  3. 住宅ローン本審査
  4. 住宅ローン契約(金銭消費貸借契約)
  5. 残金決済(≒引渡し)

購入したい物件が絞れている場合は、まずは住宅ローン事前審査の手続きをします。

新築分譲の場合も仲介の中古物件の場合も住宅ローン事前審査が通っていないことには申込みを受け付けないケースがあるので、千葉銀行の住宅ローンを希望する場合は、まず住宅ローン事前審査の手続きを始めましょう。

住宅ローンの事前審査に要する日数は、書類が揃っていれば早くて数日、遅くとも1週間(5営業日)以内には回答が出ます。

 

まとめ

横浜銀行は、金利面における魅力があるので、おすすめできる住宅ローンです。

ただし、団信の疾病特約を付帯したい場合は、保障が手厚いネット銀行の住宅ローンと比較検討してみるのもよいかもしれません。

横浜銀行住宅ローンの金利表

金利タイプ 全期間引下げ金利
変動 0.600%
3年 0.725%
5年 0.775%
10年 0.975%
15年 1.300%
20年 1.350%
35年 1.700%

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