ティー・ワイ・オー[4358]からクオカード1,000円分の株主優待をいただきました

ティー・ワイ・オーの株主優待クオカード

企業が自社商品をテレビCMで宣伝をしたい場合、企業が広告代理店に発注し、広告代理店が制作会社に発注するというのが一般的な流れではないかと思います。

ティー・ワイ・オー(TYO)は大手CM制作会社で、主に電通[4324]や博報堂(DYホールディングス[2433])などの大手広告代理店から受注したテレビCMを制作しています。普段テレビを見ていると流れる「あのCM」もティー・ワイ・オーのグループが制作していたりします。たとえば、

  • キリン チューハイビターズ(遠藤憲一)
  • エビスビール 新琥珀エビス(滝川クリステル)
  • 東日本旅客鉄道 北陸へ出かけましょう~♪(杏)

などなどです。

今回はティー・ワイ・オー[4358]の株主優待贈呈条件や、株主優待の内容をご紹介します。

 

目次

ティー・ワイ・オー[4358]の株主優待

株主優待の贈呈基準は500株以上(年1回/1月)

ティー・ワイ・オー[4358]の株主優待(権利確定基準月:年1回/1月)
1,000株以上保有 クオカード1,000円相当
3,000株以上保有 クオカード5,000円相当
5,000株以上保有 クオカード10,000円相当

 

ティー・ワイ・オー[4358]の決算月は7月ですが、株主優待の権利確定月は1月で、年1回になります。なお、上記表は2016年1月権利確定分の贈呈基準です。2015年1月期権利確定分までの株主優待贈呈条件は

  • 500株以上 クオカード1,000円相当
  • 2,500株以上 クオカード3,000円相当
  • 5,000株以上 クオカード5,000円相当

でした。500株保有の方にとってみれば、いわゆる優待改悪になりますが、3,000株以上保有している方にとっては優待改良となるので、一概には言えないところです。

ティー・ワイ・オーの株主優待クオカード

株主優待贈呈条件の変更理由は、「株式をより多くの株主様に中長期的に保有していただける魅力あるものとすること」としています。

ティー・ワイ・オー[4358]の株主優待については、2009年を最後に一度株主優待制度を廃止し、2014年1月期より株主優待制度を再導入し、さらに2016年1月期から株主優待贈呈条件を変更しているので、当然、また景気や業績が悪くなればサクッと株主優待が廃止される可能性が大いにありえますね。

オリジナルアニメーション制作(抽選2名)

2015年1月権利確定分では、「株主様オリジナルミュージックビデオ制作」という+αの優待も行いました。500株以上保有の株主で、応募した人の中から抽選で3名に当たる優待です。

2016年1月権利確定分では、「オリジナルアニメーション制作」を500株以上保有の株主、応募した人の中から抽選で2名に当たる優待を実施します。顔写真をもとに個性的なキャラクターを制作、アフレコにも挑戦できるらしいです; スゴイ。

 

ティー・ワイ・オー[4358]の連結業績

連結業績状況

ティー・ワイ・オー[4358]連結業績状況(単位:百万円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期利益
2015/7 28,393 1,884 1,806 1,119
2014/7 26,569 1,712 1,509 596
2013/7 25,000 1,493 1,390 808

連結キャッシュ・フロー

ティー・ワイ・オー[4358]連結キャッシュ・フローの状況(単位:百万円)
決算期 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF
2015/7 1,680 ▲155 ▲1,013 1,525
2014/7 1,390 78 ▲984 1,468
2013/7 1,672 66 ▲996 1,738

 

大手広告代理店から安定的に案件を受注していることもあってか、営業CFは安定しています。

配当金推移

ティー・ワイ・オー[4358]1株あたり配当金推移(単位:円)
決算期 年間 中間 期末 配当性向
2015/7 5.00 5.00 27.8%
2014/7 6.00 6.00 60.9%
2013/7 3.00 3.00 22.2%

 

ティー・ワイ・オー[4358]は、連結配当性向25%以上を目標としています。ティー・ワイ・オー[4358]の配当金は期末配当金のみのため、1月は株主優待権利確定、7月は配当権利確定というスケジュール感です。

 

ティー・ワイ・オー[4358]の株価チャート

直近チャート(10年)

4358chart10y

直近チャート(2年)

4358chart2y

  • 上場来高値 785円(2006年4月17日)
  • 上場来安値 30円(2010年8月19日)

長期間の株価チャートを見ると、波風立たないチャート形状です。しかし、長年上抜けできなかった200円ラインを超えることに成功しています。

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