旧富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行が前身のメガバンクグループであり、3大金融グループの中のひとつ、みずほフィナンシャルグループ[8411]より配当金および第13期定時株主総会招集ご通知が届きました。
みずほフィナンシャルグループ[8411]は高配当かつ最低投資金額が低いため、NISA口座での買付が活発な銘柄です。
「NISA口座」での人気が高いみずほFG[8411]
私がメインで使用しているSBI証券のNISA口座のランキングを見てみても、みずほフィナンシャルグループ[8411]の人気は高く、上位につけています。
NISA買付金額 週間ランキング
2015年6月1日~6月5日の「NISA口座の週間買付金額ランキング」では2位にランクイン。ちなみに、1位は愛しの健康コーポレーション[2928]です。
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NISA出来高 週間ランキング
「NISA口座の週間出来高ランキング」では1位に付けています。
NISA保有残高 ランキング
そして、「NISA口座の保有残高ランキング」ではみずほフィナンシャルグループ[8411]は堂々の1位です。その他、保有残高ランキングに食い込んでる株式は三井物産[8031]や武田薬品工業[4502]、キヤノン[7751]等、高配当銘柄が多いですね。
その中でもみずほフィナンシャルグループ[8411]は高配当で配当利回りが良いという点もさることながら、最低投資金額が2万円台で求めやすいという点も「NISA口座の保有残高ランキング」首位に寄与しているといえます。
みずほフィナンシャルグループ[8411]より配当金
配当金の目処:連結配当性向30%程度
みずほフィナンシャルグループは「連結配当性向30%程度」を配当金の目処としているため、純利益が残れば残った分だけ高配当が期待できる銘柄です。
(配当性向(%)=1株当たりの配当額÷1株当たりの当期純利益×100)。
2014年度(2015年3月期)は業績予想5,500億円の純利益予想に対して連結当期純利益が6,119億円となったため、配当金が増えることになりました。
2015年3月期の年間配当金は7円50銭と2期連続増配
2014年度(2015年3月期)の年間配当金は1株あたり7円50銭ということで、2013年度と比較して1円増配、2期連続の増配という形となりました。
私は400株保有、妻が200株保有のため、世帯合計で2,400円の配当金をいただきました。
2016年3月期の予想は年間7円50銭
みずほフィナンシャルグループ[8411] 1株あたり配当金推移 | |||
決算期 | 年間 | 中間 | 期末 |
2016年3月期(予想) | 7円50銭 | 3円75銭 | 3円75銭 |
2015年3月期 | 7円50銭 | 3円50銭 | 4円 |
2014年3月期 | 6円50銭 | 3円 | 3円50銭 |
2013年3月期 | 6円 | 3円 | 3円 |
2012年3月期 | 6円 | 3円 | 3円 |
2011年3月期 | 6円 | – | 6円 |
2010年3月期 | 8円 | – | 8円 |
2009年3月期 | 10円 | – | 10円 |
今期の予想は2015年3月期の実績と同じ「年間7円50銭」としています。今後も業績の向上および配当金アップに期待したいところです。
みずほフィナンシャルグループ[8411]の主要指標とチャート
主要指標
みずほフィナンシャルグループ[8411]の主要指標(2015年6月8日現在) | |
株価 | 265.2円 |
単元株数 | 100株 |
最低購入代金 | 26,520円 |
PER(会社予想) | (連)10.26倍 |
PBR(実績) | (連)0.82倍 |
ROE(実績) | 8.37% |
配当利回り(会社予想) | 2.83% |
チャート(10年)
上場来高値はサブプライムショック前2006年4月19日に記録しています。アベノミクス相場で株価が上がったといっても、10年という長期チャートで見ると小さな動きにしか見えないですね。
大手メガバンクグループ2行との比較(10年)
10年前を0とした時に今の株価がどこまで回復しているかを示したチャートです。
青がみずほフィナンシャルグループ[8411]、赤が三菱UFJフィナンシャル・グループ[8306]、緑が三井住友フィナンシャルグループ[8316]です。ちょうど銀行のイメージカラーと同じです。
好調なのは初の当期純利益1兆円を果たし海外展開も好調の三菱UFJフィナンシャル・グループです。みずほフィナンシャルグループはPER・PBR共に数字を見ると割安ではありますが、一番出遅れています。巻き返しを期待したいです。
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