大戸屋ホールディングス［2705］の株主優待まとめ！権利確定月などご紹介

2016 7/08

2015年11月16日 2016年7月8日

私が高校生の頃からよく利用している定食チェーンが、定食専門店の「大戸屋ごはん処」です。そこそこ安めのランチもあれば、ちょっと高めの季節感のメニューもあり、サラリーマンにも人気です。大戸屋を運営しているのが大戸屋ホールディングス［2705］で、東証JASDAQに上場しています。

大戸屋ホールディングス［2705］は、日本国内の東日本を中心として300店舗以上の直営店・フランチャイズ店を展開していますが、近年は海外のタイ、台湾、香港、上海、シンガポール、インドネシア、ベトナム、そしてニューヨークにも進出し、事業規模を広げています。

大戸屋ホールディングス［2705］には株主優待制度もあり、優待投資家からの人気もそこそこあります。

今回の記事では大戸屋ホールディングス［2705］の株主優待贈呈基準や連結業績状況をご紹介します。

大戸屋ホールディングス［2705］の株主優待

大戸屋ホールディングス［2705］の株主優待贈呈基準は最低購入単元である100株以上です。決算月は3月で、株主優待の権利確定月は3月のみの年1回となります。

手元に届くのは株主総会が開催された後の6月下旬以降で、お食事優待券を選択した場合の有効期限は約12ヵ月（翌年の6月末まで）です。

お食事券は、日本国内の「大戸屋ごはん処」「大戸屋ダイニング」全店で利用できます。

時期やお米のブランドによっても値段が変わりますが、お米2kgの相場が1,000円～1,500円前後ということを考えると、大戸屋が最寄駅や家の近くにある方は、お食事券を選んだ方が圧倒的に得ですね。

また、仮にお店が近くにない場合でも、ヤフオクなどで売ってしまうというのもひとつの手です。

残念ながら、株主優待券の利用時にはPontaポイントは付与されません。ただし、お食事券の金額をオーバーした分を現金で支払う際はPontaポイントが付与されます。

大戸屋ホールディングス［2705］の株主優待券は、お釣りが出ません。そのため、優待券を使い、オーバーした残金を現金で支払うのが一番おトクです。オーバーした分は、しっかりPontaポイントをもらうとよりおトクです。

上の写真は648円（税込699円）の大戸屋ランチ。上記写真以外に、ご飯とみそ汁が付いてきます。お米は白米か五穀米が選べます。大戸屋ランチは、大戸屋のグランドメニューの中でも、割安なメニューですね。

株主優待券の提示は、お食事後にレジで精算する時に店員さんに渡せばOKです。スムーズに会計ができます。

売上高は年々右肩上がりです。2015年3月期は、消費税増税後の消費の落ち込みによる客数の減少、食材原価の高騰、人件費の上昇の影響を受け、経常利益はややダウンです。

大戸屋ホールディングス［2705］の主な事業セグメントは3つです。

主力である国内直営事業の売上高伸び率が前期比0.7%ということを考えると、大戸屋も国内はまさにお腹いっぱいという状況なのかもしれません。個人的には大戸屋の日本家庭料理の味は、海外でもウケそうな気がしますけどね。

大戸屋ホールディングス［2705］連結キャッシュ・フローの状況（単位：百万円）
決算期	営業CF	投資CF	財務CF	フリーCF
2015/3	1,237	▲996	170	241
2014/3	1,164	▲1,083	▲1,402	81
2013/3	1,097	▲623	1,304	474

2015年3月期は1,237万円と右肩上がりで推移しています。フリーCFもプラスです。