タカラトミー［7867］の株主優待で非売品トミカをGET！

玩具大手のタカラトミー［7867］より株主優待が届きました。

タカラトミー［7867］の株主優待は、自社商品のオリジナルトミカが入っているため、毎年開封するのが楽しみです。

今回の記事では、タカラトミー［7867］の株主優待贈呈基準および、これまでにいただいた株主優待品を詳しくご紹介していきたいと思います。

 

タカラトミー［7867］の株主優待

株主優待の贈呈基準は100株以上（年1回/3月）

株主優待品特別企画セット

タカラトミー［7867］の決算月は3月で、オリジナル商品がもらえる株主優待の権利確定月も3月（年1回）です。

なお、2015年6月に参加したタカラトミーの株主総会のレポート記事でも書きましたとおり、2015年3月権利確定分より優待内容が一部”改悪”（株主優待リカちゃんの条件が1,000株⇒2,000株に変更）されまして、2015年3月権利確定分については下記のようになっています。

タカラトミー［7867］の株主優待（権利確定基準月：年1回/3月）
100株以上1,000株未満	・「トミカ」45周年バースデイスイーツバス特別カラーバージョン ・日産スカイラインGT-R
1,000株以上2,000株未満	・トミーカイラZZ特別カラーバージョン ・トヨタ2000GT ・「トミカ」45周年バースデイスイーツバス特別カラーバージョン ・日産スカイラインGT-R
2,000株以上	・株主様への感謝の気持ち「Merci（ありがとう）」をテーマに細部までこだわった特別仕様の「リカちゃん」 ・トミーカイラZZ特別カラーバージョン ・トヨタ2000GT ・「トミカ」45周年バースデイスイーツバス特別カラーバージョン ・日産スカイラインGT-R

1,000株保有だった株主からの”反発も覚悟の上で”優待条件を変更してきているわけですから、来年2016年に元に戻すということは想定しにくいといえます。

[blogcard url=”https://aokitrader2.com/takaratomy-kabunushi-meeting-1503″]

タカラトミーモール割引

また、タカラトミー［7867］では、上記のオリジナル商品とは別に、「タカラトミーモールの割引」の株主優待もあります。

保有期間	割引率
1年未満	10％割引
1年以上3年未満	30％割引
3年以上	40％割引

3年以上保有すると、タカラトミーモールでの購入が40％割引！おもちゃを欲しがる年頃のお子さんがいる場合は、かなり重宝しそうです。なお、使用方法は下記の記事にまとめています。

[blogcard url=”https://aokitrader2.com/takaratomymall-kabunushi-yutai”]

 

タカラトミー［7867］の株主優待品

過去にもらったタカラトミー［7867］の株主優待品を紹介したいと思います。私は100株保有のため、限定トミカ2つが封入された特別セットになります。

2015年3月権利確定分

• 日産　スカイライン2000GT-R（KPGC10）
• バースデイスイーツバス

こちらが「日産スカイライン2000GT-R KPGC10」という車種のトミカです。カッコイイですね。

正直、生涯で一度も車を買ったことがない私には、KPGC10という車がどんな車なのか、まったくよくわからないのですが、1970年から1972年に生産、販売されていたモデルらしいです。

こちらはトミカ「バースデイスイーツバス 特別カラーバージョン」。バスの上には3つのマカロンが載っています。

実際に販売されているものは水色（ミント？）と茶色（チョコレート？）の2色展開らしいのですが、今回の株主優待では車体ボディがピンクに塗られたバージョンになっています。女の子向けですね。

前回の2014年の株主優待では、どちらも男性向け（しかもかなりターゲットが狭そうなマニアックな品）だったので、今回は男性向け1つ、女性向け1つにしてきた、といったところでしょうか。

2014年3月権利確定分

• いすゞエルガ都営バス90周年ラッピング
• いすゞ BX352 東京都交通局

こちらはトミカの「いすゞエルガ都営バス90周年ラッピング」です。ターゲットがかなりマニアックですよねー。

そしてこちらはザ・バスコレクション「いすゞ BX352 東京都交通局」です。1958年頃、実際に走っていたバスみたいです。

 

タカラトミー［7867］の連結業績

連結業績状況

タカラトミー［7867］連結業績状況（単位：百万円）
決算期	売上高	営業利益	経常利益	当期利益
2015/3	149,938	2,466	2,014	▲1,817
2014/3	154,804	3,335	3,300	232
2013/3	178,745	2,547	2,622	▲7,173

タカラトミー［7867］は、米国連結子会社の民事訴訟和解費用1,170百万円と、子会社である株式会社タカラトミーエンタメディアの不適切な会計処理に伴う不正関連損失214百万円など、特別損失1,852百万円計上し、2015年3月期の純利益は▲1,817万円の赤字に転落しています。

連結キャッシュ・フロー

タカラトミー［7867］連結キャッシュ・フローの状況（単位：百万円）
決算期	営業CF	投資CF	財務CF	フリーCF
2015/3	6,827	▲2,428	▲10,022	4,399
2014/3	12,429	▲1,015	1,735	11,414
2013/3	6,701	▲3,414	▲8,494	3,287

営業CF、フリーCFは共にプラスで推移しています。

配当金推移

タカラトミー［7867］1株あたり配当金推移（単位：円）
決算期	年間	中間	期末	配当性向
2016/3（予）	10.00	5.00	5.00	70.2%
2015/3	10.00	5.00	5.00	―
2014/3	10.00	5.00	5.00	404.4%
2013/3	10.00	7.00	3.00	―
2012/3	14.00	7.00	7.00	35.8%
2011/3	14.00	7.00	7.00	14.8%

 

タカラトミー［7867］の株価チャート

直近チャート（10年）

直近チャート（2年）

 

まとめ

タカラトミー［7867］の株価は、「不適切な会計処理問題」でつまずき、当然ながらチャイナショックの煽りも受けて、停滞気味です。

6月に書いたタカラトミー株主総会参加レポートの中で、レベルファイブ×バンダイの「妖怪ウォッチ」に続く「クロスメディアプロジェクト」、レベルファイブ×タカラトミーの「スナックワールド」に期待！と書きましたが、展開はまだまだ先のようですね。

[blogcard url=”https://aokitrader2.com/snack-world”]

タカラトミー［7867］は、6月の株主総会をもって、社長が富山幹太郎前社長（現会長）からオランダ人のハロルド・ジョージ・メイ社長にバトンタッチされました。少子高齢化で「玩具マーケット規模の縮小」が間違いなく起こる日本国だけではなく、人口増加が見込めるエリアでの市場シェアを奪いながら、なんとかこの苦境を脱してほしいところですね。

[blogcard url=”https://aokitrader2.com/securities-opening-of-account”]