シンガポールは、「華人、マレー系、インド系」から構成される多民族国家のため、ひとつの国のなかでも「多様な表情」を見ることができます。
マリーナ湾の北側から1.5kmほど北側にブギス(Bugis)という街があり、「カンポン・グラム地区」と呼ばれる地区にマレー系やアラブ系のイスラム教徒が住まわれています。
日本では、イメージが直接的に伝わりやすい「アラブ・ストリート(Arab Street)」という名称で呼ばれています。
ブギス駅(Bugis)
MRTのブギス駅で下車して地上へ上がると、マリーナエリアとは違う雰囲気。
大通りのビクトリア・ストリートを東へ向かい、一本奥に入ると、徐々に雰囲気が変わってきます。
奥には、金色のドームが美しいモスクが姿を現してきました。
通りにも、アバヤを身にまとったイスラム系住民の方や、絨毯のお店、アラブ料理店が目に飛び込んできます。
サルタン・モスク(Sultan Mosque)
1824に作られ、1924年にラッフルズ卿の支援を受けて改築されたという「サルタン・モスク(Sultan Mosque)」。
モスクの中も見学が可能ですが、肌の露出が多い場合は見学できないので、見学を予定している場合は事前に服装だけ注意が必要です。
通りには、昔の、サルタンモスク、およびブッソーラ・ストリートの写真が掲示されています。
スルタン・モスクの時間・料金などの基本情報
場所 | 3 Muscat St, シンガポール, 198833 |
電話番号 | (65)6293-4405 |
交通 | MRT「ブギス駅(Bugis)」徒歩10分 |
時間 | 9:00~12:00、14:00(金曜14:30)~16:00 |
休業日 | 無休 |
料金 | 無料 |
ブッソーラ・ストリート(Bussoorah Street)
サルタン・モスクからまっすぐ伸びる通り沿いには、お土産にぴったりの雑貨屋さんがたくさん並んでいます。
上記の写真のお店では、雰囲気のあるブレスレットが1個わずかS$2。6個でS$10です。
前日訪れたチャイナ・タウンもそうですが、シンガポールのお土産は金額が安いので、まとめ買いするのに助かります。
ジャマール・カズラ・アロマティックス(Jamal Kazura Aromatics)
ブッソーラ・ストリート沿いには、香水やガラス製の香水瓶、お香などを販売している「ジャマール・カズラ・アロマティックス(Jamal Kazura Aromatics)」があります。
日本人観光客の誘致に成功しており、店内にも日本人ばかりでした。
オーニングに印字された日本語を見ても、そのことがわかるかと思います。
エジプトの職人が1個1個手作りした香水瓶は、象やラクダの形をしており、どれも色鮮やかで可愛いです。香水瓶は安いものでS$12~。
香水は、好みの香りをブレンドして「オリジナルの配合」でつくってくれます。
なお、ジャマール・カズラ・アロマティックスでは「JCB優待ガイド」を利用してJCBカードで決済すると、10%の割引が受けられます。
優待ガイドについては下記の記事で詳しくご紹介していますので、よかったらご覧ください。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/jcb-kaigai-yutai-guide”]
ジャマール・カズラ・アロマティックスの時間・料金などの基本情報
場所 | 21 Bussoorah Street, Singapore |
電話番号 | (65)6293-3320 |
交通 | MRT「ブギス駅(Bugis)」徒歩8分 |
営業時間 | 9:30~19:30(ムスリムの祝日は休み) |
休業日 | ムスリムの祝日 |
治安が比較的良い国では、メインの通りを見るのはもちろん、こういった路地裏を覗くのも楽しいです。
アラブエリア周辺は壁にアートが描かれている建物が多く見受けられました。
アラブ・ストリートの場所・行き方・アクセス
スルタン・モスクやアラブ・ストリートの場所は、MRTダウンタウンライン(DT)、イースト・ウエストライン(EW)のブギス(Bugis)駅から徒歩で7~8分です。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/singapore-mrt”]
旅のつづきはこちら
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