モスバーガーの株主優待はモスフードサービス[8153]ミスドでも利用可能です

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ハンバーガーチェーンのマーケットリーダーは、業績が厳しいものの株価は底堅い、日本マクドナルドHD[2702]です。では、ハンバーガーチェーンの業界二番手はどこか?というと、モスバーガーになります。モスバーガーのハンバーガーは、商品企画が個性的で、マクドナルドのハンバーガーとはまた違う味を楽しむことができますね。

そのモスバーガーを運営しているのが、モスフードサービス[8153]で、東証1部に上場しています。モスバーガーの店舗数は国内海外あわせて1776店舗(2015年3月期時点)で業界二位です。2008年2月には、ミスタードーナツを運営するダスキン[4665]と資本・業務提携を締結しています。

今回の記事ではモスフードサービス[8153]の株主優待贈呈基準や使えるお店、連結業績状況をご紹介します。

 

目次

モスフードサービス[8153]の株主優待

株主優待贈呈基準は100株以上(年2回/3月、9月)

モスフードサービス[8153]の株主優待贈呈基準は最低購入単元である100株以上です。決算月は3月で、株主優待の権利確定月は3月と9月の年2回となります。

モスフードサービスの株主優待券

手元に届くのは株主総会が開催された後の6月下旬以降で、有効期限は3月権利確定6月発行分が翌年3月末、9月権利確定11月発行分が翌年9月末になります。

モスフードサービス[8153]の株主優待(権利確定月:年2回/3月、9月)
100株以上500株未満 株主優待券1,000円分(500円×2枚)
500株以上1,000株未満 株主優待券5,000円分(500円×10枚)
1,000株以上 株主優待券10,000円分(500円×20枚)

モスフードサービス[8153]の株主優待の特徴は、500株保有、1,000株保有の場合でも、優待利回りが100株と同じで、損をしないということです。一般的には、最低単元株保有時の優待利回りが一番高く、保有数が上がるに連れて優待利回りはガクッと悪くなりますよね。

とはいえ…モスフードサービス[8153]の株を500株保有するには約150万円、1,000株保有には約300万円の投資金が必要なので、そこまで保有することはなかなかないのでしょうけれど…。

お食事券が使えるお店

モスフードサービス[8153]の株主優待券は、モスバーガーグループの各店舗で利用できます。

モスバーガー、マザーリーフ、あえん、chef’s Vなど…です。「など」って…曖昧だな!しかし、モスフードサービス[8153]のIRサイトに「など」という表記があります。

株主優待制度|モスフードサービス

「モスバーガーグループの各店舗」の正しい定義がよくわかりませんが、モスバーガーのグループ店舗紹介ページを見ると、下記のお店が掲載されていますので、おそらくすべてのお店で利用できるのではないかと思います。

  • モスバーガー
  • モスバーガーファクトリー
  • モスカフェ
  • マザーリーフ
  • マザーリーフティースタイル
  • カフェ・レジェロ
  • モスド
  • モスクラシック
  • シェフズブイ
  • グリーングリル
  • あえん

また、冒頭に記載しました通り、2008年にダスキン[4665]と資本・業務提携を結んだため、ミスタードーナツ各店舗でも利用できます。ただし…一部店舗を除く。一部店舗を除くって…。あくまでも万が一の逃げの文章なのでしょうが、こちらもまた曖昧なのであります。

 

株主優待券の使用方法

 株主優待を使用してお食事をいただきます

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モスフードサービス[8153]の株主優待券を利用する際、お釣りは出ません。モスバーガーは、ハンバーガーとポテト&ドリンクをセットにすると、1,000円いかない…?ぐらいの中途半端な金額になりがちなので、500円券1枚のみを使用する場合は、どれを選ぶか結構迷いますね。

結局、この時はドリンクをケチり、「とびきりハンバーグサンド(チーズ)440円」と、「フレンチフライドポテト220円」の組み合わせで660円とし、500円の株主優待券に加え現金160円を支払いました。

株主優待券の提示は、注文する際にレジで店員さんに渡せば大丈夫です。

 

モスフードサービス[8153]の連結業績

連結業績状況

モスフードサービス[8153]連結業績状況(単位:百万円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期利益
2015/3 66,310 1,554 1,523 672
2014/3 65,329 2,157 2,378 1,744
2013/3 62,371 1,889 2,124 1,520

モスフードサービス[8153]の売上高は右肩上がりです。しかし、2015年3月期は、原材料費の高騰、円安の進行による食材の調達費用の上昇、物流費の高騰、人件費、電力価格の上昇などの影響を受け、減益となっています。

連結キャッシュ・フロー

モスフードサービス[8153]連結キャッシュ・フローの状況(単位:百万円)
決算期 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF
2015/3 4,103 ▲4,938 ▲859 ▲835
2014/3 4,648 ▲3,612 ▲981 1,036
2013/3 4,038 ▲12 ▲870 4,026

2015年3月期も営業CFはプラスですが、フリーCFはマイナスで着地しています。

配当金推移

モスフードサービス[8153]1株あたり配当金推移(単位:円)
決算期 年間 中間 期末 配当性向
2015年3月期 22.00 11.00 11.00 100.8%
2014年3月期 22.00 10.00 12.00 38.9%
2013年3月期 20.00 10.00 10.00 40.5%
2012年3月期 20.00 10.00 10.00 33.8%

 

モスフードサービス[8153]の株価チャート

直近チャート(10年)

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直近チャート(2年)

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まとめ

モスフードサービス[8153]の株主優待は、モスバーガーだけでなくミスドでも使えるのは嬉しいですね。

株価は堅調で、予想PERは2015年11月現在、70倍近くなっています。今から買って長期保有…というのは、ちょっと怖い水準でしょうかね。

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