失業認定日の「求職活動実績」を作る方法。おすすめは職業相談。転職フェアはカウントされるか?

転職博フェアの参加証明書

失業した後、管轄のハローワークで「雇用保険の受給申請手続き」を進めていきます。「基本手当」の支給を受けるためには原則として「4週に1回」、管轄のハローワークへ訪問し「失業の認定(失業の状態にあるかの確認)」を受ける必要があります。

認定スケジュールA(解雇等の場合)、認定スケジュールB(自主退職等)でも、「初回認定日」までに必要な求職活動は1回以上ですが、初回認定日までに必要な「求職活動1回」については問題ありませんね。なぜなら「雇用保険受給資格者証」をもらうとすぐに参加予約できる「職業講習会」に参加すれば求職活動実績1回とみなされるからです。

では、その後に訪れる認定日に対しての「求職活動実績」はどのように作っていけばよいでしょうか?今回は、わたしの実際の経験をもとに、「求職活動実績」にカウントされるもの・されないものをご紹介したいと思います。

※失業の認定を受けるには、認定対象期間に、原則として2回以上の「求職活動実績」が必要です。

失業の認定に必要な「求職活動の回数」は個々で確認いただければと思います(雇用保険受給資格者のしおりP.14に記載)。

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失業認定日の「求職活動実績」を作る方法

「雇用保険需給資格者のしおり」に記載の求職活動実績

ハローワークからもらう「雇用保険受給資格者のしおり」のP.15を見ると以下のような記載があります。

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失業の認定における求職活動実績となるもの

(1)求人への応募(応募書類の送付、面接)
(2)ハローワークが実施するもの(ワークプラザなどを含みます。)求職申込み、職業相談、職業紹介等
(3)許可・届出のある民間事業者等(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者、地方公共団体)が実施するもの 求職申込み、職業相談、職業紹介、求職活動方法等を指導するセミナー
(4)公的機関等(独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、地方公共団体、求人情報提供会社、新聞社)が実施するもの
(5)再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験を受験

しかし、自分の将来の方向性やどういう仕事をしたいかがまだ見えていない方も多いかと思います。わたしもその中のひとりです。そういった状況下で、いきなり(1)求人への応募というのはかなりハードルが高いですよね。

すると、(2)のハローワークが実施する職業相談や(3)(4)(5)で求職活動実績を作っていくことになってきます。さて、どこまでが求職活動実績にカウントされるのでしょうか?

Q.「ハローワーク」でのパソコン求人閲覧検索は求職活動実績になるか?

答えはNoです。Yahoo!知恵袋などを見ると、「地域によってはハローワークでのパソコン求人閲覧が求職活動実績になる場合もある」とありますが、「雇用保険受給資格者のしおり」のP.16に以下のような記載があります。

<ご注意ください!!>
☆ 以下の場合は求職活動実績になりません。
単なるハローワーク、新聞、インターネット等で求人情報閲覧

残念ながら(?)、パソコンで単に求人閲覧するだけでは、求職活動実績にカウントされないです…。

Q.ハローワークが実施する「就職支援セミナー」は同じセミナーを何度受けても求職活動実績になるか?

答えはYes、同じセミナーを受けても、求職活動実績になります。たとえば「就職活動の準備とすすめ方」に2回出席しても、求職活動実績は2回というカウントになります。

しかし、わたしが「職業相談」をしにいった際に親身に相談に乗ってくれた相談員の方は、「同じセミナーに2回参加するぐらいなら、職業相談に2回参加した方が良いのに」と仰っていました。それは、まさにその通りと思います。

Q.ハローワークの「職業相談」は候補企業をプリント(印刷)しなくてもできるのか?

答えはYesです。手ぶらで構いません(雇用保険受給資格者証は必要です)。

なんとなく、検討したい企業を絞ってからでないと職業相談できないのでは?という先入観がありませんか?パソコン検索したはいいが、行きたい企業なんてすぐに見つからない。でも、求職活動実績も作らなきゃいけない。

ひとまず求人情報を印刷して「ココ、ちょっと興味あるんですケド…」と相談しにいくのもなんだか…、行きたくない企業の求人情報を持って相談しに行くのって、後ろめたいし、相談に乗ってくれる職員の方にも申し訳ないし、時間も無駄です。

わたしは正直に「まだ漠然としているので、ひとまず相談しに来ました。」と伝えたところ、親身に相談に乗ってもらえました。

またその際に、パソコン検索で条件を絞って検索する方法等を教えてもらったのですが、色々条件を絞り込めることが分かり「なるほど~」って感じでした。そういう意味ではまず漠然とパソコン検索をする前に、職業相談の窓口でパソコン検索方法を教えてもらうのも良いかと思います。

そして、「職業相談」は立派な求職活動実績1回となります。

民間の転職サイトへの「会員登録」は求職活動実績になるか?

答えはNoです。残念ながら、民間の転職支援企業(リクナビNEXT、マイナビ転職etc…)への会員登録だけでは求職活動実績にはなりません。「雇用保険受給資格者のしおり」のP.16に以下のような記載があります。

<ご注意ください!!>
☆ 以下の場合は求職活動実績になりません。
インターネット等による民間職業紹介事業者、労働者派遣事業者、地方公共団体の行う無料職業紹介事業への単なる登録

さりとて、今後転職活動を行う予定であれば、「グッドポイント診断(自分の強みを分析できるツール)」が役立つリクルートのリクナビNEXTや、市場価値(年収)診断&面接確約企業からのオファーのみ受けとれる転職サイト1に登録し、準備だけしておくのもおすすめです。

リクナビNEXTのグッドポイント診断
転職サイト1

Q.マイナビ・DODA・転職博など、民間転職サイトの「転職フェア」は求職活動実績になるか?

民間の転職合同フェアは「求職活動実績」になります(ただし、ハローワークが許可しているセミナーのみ)。わたしはDODAと転職博の転職セミナーに参加しました。

なお、この民間のセミナーに参加すると、受付窓口で「参加証明書がほしい」と伝えると「参加証明書」がもらえます。

DODA転職フェアの就職活動証明書 転職博フェアの参加証明書

これは認定日の「失業認定申告書」を提出する際に添付する必要(義務)はありません。しかし、万が一の時を考えて、もらっておくことをオススメします。

なお、転職博に参加した際は「参加証明書?そんなものありません」と頑固に認めない係員の方がいました。埒があかないので、他の係員の方に相談したら、すぐにもらえました;

DODAや転職博のほか、リクナビNEXTや転職サイト2も転職合同セミナーを開催することがあります。登録を済ませておいて、開催日程が決まり次第、すぐにお知らせしてもらうようにしておいてもよいかもしれません。

【転職合同セミナーを開催する転職サイト】

Q.民間の転職サイトを通じての企業への「応募」は求職活動実績になるか?

答えはYesです。リクナビNEXTやマイナビ転職、@type等の転職サイトを通じて企業に応募した場合は求職活動実績となります。自分に合う求人サイトに登録して、求人情報を探すのもアリです。

Q.資格試験の受験は求職活動実績になるか?

答えはYesです。「雇用保険受給資格者のしおり」のP.15に記載の通り、再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験を受験すれば、求職活動実績になります。

これは個人的な意見ですが、上記のように「再就職に必要なスキル取得ために資格試験を受ける」のであればよいかと思いますが、「求職活動実績を作るために資格試験を受ける」というのは、時間もお金もムダになるので止めた方がよいかと思います。

 

まずは「職業相談」がオススメです

わたしの実体験から「求職活動実績」にカウントされるもの・されないものをご紹介しました。

ひとまず、初回認定日を過ぎてどうしようか…と迷われている方は、まずは「職業相談」をしにいくのが良いかと思います。本当に、パソコン検索の絞り方を教わるだけでパソコン検索効率が相当変わると思います。

なお、認定日当日の流れや持ち物については「ハローワークに失業認定申告書の提出をする「認定日」の手続き・持ち物は?」の記事にまとめましたので、ご参照ください。

リクナビNEXT ネクス子

 

自己都合退職の場合、転職する際のハードルは高い

上記でご紹介したように、失業保険を受給するための求職活動実績を作りながら、転職活動を行っていくことになります。ひと口に「失業者」といっても、失業の経緯により、失業保険の給付期間は異なります。

  1. 自己都合退職・懲戒解雇
  2. 倒産・解雇・雇止め

2番の「倒産・解雇・雇止め」の場合、失業後すぐに失業保険の給付を受けられますし、失業保険給付期間が長いため、次の職場を探すまでの準備もじっくり行えます。

一方、わたしの場合は上記1の「自己都合退職」に該当したため、失業保険がもらえるまでには約3ヵ月の給付制限、そしての受給期間は短く、3ヵ月でした。そして、自己都合退職の場合、さらにもうひとつ大きなハードルが立ちはだかります。

面接時に「なぜ辞めたのか?」と質問された時に苦労する

自己都合退職の場合、「なぜ前職を辞めたのか?」という理由を必ず聞かれます。しかし、自分で退職の道を選んだ場合、「なぜ辞めたのか?という理由が薄い」ことが多く、面接時に質問された際の答えを作るのに苦労します…。

また、「失業してから転職活動」をする場合、「転職先を決めずに会社を辞めてしまう≒計画性がない」というイメージがどうしても付きまといます。

自己都合退職の場合、「なぜ会社を辞めたのか?」と質問をされても、面接官には言えないような「本音」の事情がほとんどなはずです。

「次のステージへのキャリアアップ」という理由は「建前」ですし、転職理由としてはかなり苦しいです。

理由づくりや準備をしっかりするならエージェント

「なぜ前の会社を辞めたのか?」という理由が薄い場合、自分自身だけで考えるのではなく、転職エージェントに相談するとよいかもしれません。

転職エージェントは企業と求職者の仲介をするエージェントであり、お互いの落としどころを探るために、自分ひとりでは思いつかないようなさまざまな提案をしてくれます。

営業系なら最大手のリクルートエージェント、IT・エンジニア・ゲーム系ならパソナキャリアがよいかもしれません。

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