先程、管轄のハローワーク(公共職業安定所)にて「失業保険の受給申請手続き」を完了してまいりました。
今回の記事では「失業保険の申請」に必要な書類や持ち物、そして申請手続きの流れを詳しくご紹介していきたいと思います。
失業保険(雇用保険)の手続き
失業保険の受給資格
失業保険とは、再就職を希望する方のために就職が決まるまでの生活の安定を目的として支給されるものです。12ヵ月以上雇用条件を満たせば受給資格が発生します。なお、失業手当の金額や給付期間は下記の記事でご紹介しています。
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失業保険の申込手続きに必要な持ち物
「失業保険の受給申請」には下記の7点が必要となります。
- 雇用保険被保険者「離職票―1」
- 雇用保険被保険者「離職票―2」
- 雇用保険被保険者証
- 証明写真2枚(縦3cm×横2.5cm、3ヵ月以内に撮影)
- 本人確認書類(写真付き。運転免許証、住基カード等)
- 本人名義の通帳
- 通帳の届出印
以下、実際の写真を交えて詳しくご説明していきます。
雇用保険被保険者「離職票―1」と「離職票―2」
上記7点のうち、上の2つ「離職票―1」「離職票2」は、ら退職後「2週間~20日程」で勤務していた会社から郵送されてきます。つまり、「退職してから数週間は失業保険の申請ができない」ということですね。まずは上記2点の書類が来るのを待ちます。
雇用保険被保険者証
また、3つ目の「雇用保険被保険者証」は勤めていた会社の総務部や人事部で保管している書類のため、いっしょに保管されておた「青色の年金手帳」といっしょに退職前に郵送されてきます。
なお、雇用保険被保険者証を紛失してしまった場合は再発行できるようです。
証明写真はスタジオ?スピード撮影機?
ハローワークに申請する際に必要な「証明写真2枚(縦3cm×横2.5cm、3ヵ月以内に撮影)」については、スタジオで綺麗に撮影したものでなく、スピード撮影機で撮影した証明写真で大丈夫です。
あくまでもハローワークに提出する証明写真であって、ハローワーク経由で応募する企業の人事担当者に見られることはありません。そのため、スピード撮影機で安く済ませるのがおすすめです。
ハローワーク(公共職業安定所)に向かう
管轄のハローワークは厚生労働所のウェブサイトで確認
ハローワークは全国に何か所も施設があります。しかし、お住まいの場所によって管轄のハローワークが異なるため、事前に厚生労働省のホームページで管轄エリアをチェックしておきます。
ハローワーク総合受付で受け取る書類2点に記入
求職申込書
ハローワークの総合受付で渡される「求職申込書」を受け取ります。自身の氏名や住所等を「えんぴつ」で記入します。
雇用保険受給資格にかかる申告書
同じく総合受付で渡される「雇用保険受給資格(資格決定)にかかる申告書」にはボールペンで記入します。
窓口で書類を提出
続いて「雇用保険の受給手続き」という窓口へ向かいます。発券機でサービス券を取り、順番を待ちます(私は10分程待ちました)。
順番が来たら、持参してきた必要書類と記入済の書類(求職申込書、雇用保険受給資格にかかる申告書)を全て提出。職員の方にチェックを受けます。
「職業講習会」と「雇用保険説明会」の予約
また、書類提出後に重要なのが「職業講習会」と「雇用保険説明会」の予約です。私のような「自己都合退職」であろうと解雇等の「会社都合退職」であろうと、「職業講習会」と「雇用保険説明会」を受けないことには失業保険の受給ができません。
なお補足ですが、職業講習会に参加すると、初回認定日までに必要な求職活動実績1回にカウントされます。
予約後、上記写真の「雇用保険受給資格者のしおり」を受け取りました。表紙には次に参加する「職業講習会」と「雇用保険説明会」の予約日時が刻印されています。
求職申込みをしてハローワークカードを受け取る
さいごに、「雇用保険受給手続きの方の求職申込み」窓口へ向かいます。ハローワークの職員の方と、これまで自身が経験してきたスキルや希望職種、やりたい仕事等を5分程度簡単に相談します。受け答えをした後、ハローワークを利用する際に必要な「ハローワークカード」を受け取り、受給申請の手続きが終了です。
以上、ハローワークに到着してからすべての手続きを終えるまでの商用時間は約50分程度でした。必要な持ち物さえ揃っていればスムーズに進みます。
「職業講習会」と「雇用保険受給説明会」
失業保険の申請時に予約した「職業講習会」と「雇用保険受給説明会」は以下のような内容になります。
職業講習会
職業講習会ではハローワークの利用の仕方、パソコン検索での求人閲覧方法や職業相談の方法などを学びます。所要時間としては約1時間15分です。
雇用保険受給説明会
雇用保険受給説明会では、失業手当給付のしくみや再就職した場合の給付金などの説明ビデオが約40分です。そのあと、ハローワーク職員の方による補足説明が約40分ほどあります。
まとめ
というわけで、無事に「失業保険の申請手続き」が完了しました。
求職活動をしながら求職活動実績を作っていく
あとは、今後いかに求職活動をしていくか、そして同時に今後毎月のように訪れる「失業認定日」に向けてどう「求職活動実績」を作っていくかも、考えていく必要があります。認定日に「必要な求職活動実績」がなければ、失業手当の支給はありません。
求職活動実績になるのはハローワークでの「応募」「職業相談」や、リクナビNEXTやリクルートエージェントなど転職サイトやエージェント経由での「応募」「転職合同フェア」への参加などがカウントされます。
また、下記の記事では失業保険における「求職活動実績になるもの」「求職活動実績にならないものを」自身の経験を交えながら具体的に紹介しています。
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