「新婚旅行の行き先をどこにするか？」
結婚式場と同じく「人生に一度」しかない旅行なので、どこに行くべきか悩みます。
旅行代理店のウェブサイトを見てみると「新婚旅行おすすめの人気ランキング！」という特集ページがあります。しかし、旅行代理店のランキングは「ハワイ1位！」がほぼ出来レースです。
ハワイはハワイで楽しいと思いますが、他の国はどうなのか？
今回は、（多いか少ないかはさておき）「過去12の国と地域」を観光旅行した管理人aokitraderが、新婚旅行選びのポイント、新婚旅行としておすすめかどうか？その理由を、書いていきます。
新婚旅行選びのポイント
新婚旅行の渡航先を選ぶにあたり重要なポイントは以下の3点です。
- 目的（どう過ごしたいか）
- 日程・渡航先がベストシーズンか
- 予算
新婚旅行の目的
新婚旅行の目的および、渡航先でどう過ごしたいか？により、行き先の候補をかなり絞れます。
例えば、リゾートでゆっくり過ごすのであればハワイやモルディブ、バリ島など。
あるいは歴史的建造物を観光するのであればヨーロッパの国々も候補にあがります。
新婚旅行の日程・渡航先がベストシーズンか
新婚旅行に行くにあたり、勤務先の会社でどのぐらい休みをもらえるか？によっても、行ける国が絞られてきます。
とはいえ、たまにヨーロッパのツアーで「弾丸ツアー！2泊5日」という旅程が組まれていたりしますが、個人的にはおすすめしません。
理由は、現地で楽しめる時間が「1日半」ぐらいしかない場合、その国を堪能する間もなく終わってしまうからです。
もし新婚旅行の旅程を長くとれない場合は、近場の行き先を検討するなどして、現地での時間を長めにとる方がおすすめです。
また、渡航先がベストシーズンか？もポイント。
ヨーロッパであれば真冬に行くと日本よりも寒いですし、東南アジアであれば雨季のシーズンに行くと、断続的な雨に遭遇する可能性もある。中東の場合、7～8月は平均最高気温が40℃を超えます。
新婚旅行の予算
予算も渡航先選びの重要なポイント。
旅行代理店JTBのコンテンツに掲載されているゼクシィの結婚トレンド調査によると、新婚旅行の平均予算で一番多いのは「50万円～70万円（29％）」だそうです。
- 50～70万円（29％）
- 70～100万円（22％）
- 30～50万円（19％）
- 30万円未満（18％）
- 100万円以上（12％）
ホテルのランク・グレードを上げたり、眺望のいいお部屋にすると、おのずと金額は跳ね上がっていきます。
ホテルのランクが4ツ星か5ツ星かの差は大きいといえば大きいですが、気持ちの問題もありますし、5ツ星だけれども朝食は美味しくなかったりもします。
眺望については、観光中に楽しめばいいや…と割り切るのも、予算を抑えるうえでは個人的にはアリだと思います。
ハワイ（オアフ島）
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ハワイは楽しいし、また旅行したいと思う場所のひとつですが、新婚旅行としておすすめ！とまでは言い切れません。
新婚旅行先としてハワイをおすすめしない理由はシンプルで、「ハワイにはいつでも行けるから」です。
仮に、子供が産まれてまだ小さい時に海外旅行へ行こう…となった時、フランスやイタリアに行けるか？行けないことはないですが、かなり厳しいです。
ただでさえスリがいるというのに、周りの人々に目配せをしながらベビーカーも見なければいけない。それで観光も楽しもうというのはスーパーマルチタスクです。
その後、子どもが大きくなり小学生になった時、フランスやイタリアに行けるか？小学生ぐらいの年頃だと「ハワイやグアムに行きたい！」という意見が出てきます。
ハワイは平和ですし、楽しいです（もちろん、ある程度防犯意識はもっておく必要があります）。
しかし、ハワイへ新婚旅行で行くのはもったいない！絶対に別のタイミングで行けます。
ただし、「結婚式をハワイで行い、新婚旅行も兼ねてしまう」…というプランを希望する場合は、ハワイに行くしかないですけどね。
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[col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/hawaii-tourism”]
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パリ（フランス）
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私が実際に新婚旅行で訪れたのは「イギリス（ロンドン）・フランス（パリ）」旅行です。
パリ市内の観光スポットを回った率直な感想としては、後述するイタリアやドイツで見た街・観光名所の方が、感動が大きかったかも…。
ただし、パリとモン・サン・ミッシェルしか行ってないので、他の地域に訪れるとまた違うのかもしれません。
パリに前から興味があったとか、学生時代フランス語を勉強していたとか、そういう背景がある方であれば、新婚旅行先にパリを選ぶのはよいのかもしれません。
また、これは完全に個人的なバイアスがかかった話ですが、パリでは（自業自得も含めて）色々な苦難に遭遇しています。
- カフェでiPhoneを盗まれる
- モンマルトルで傘を盗まれる
- スモークサーモンを食べて夫婦ともにあたる
また、パリの地下鉄の駅や車内の雰囲気は、ニューヨーク（マンハッタン）の地下鉄よりも、悪いです。
何も起きてはいませんが、何かが起きそうな雰囲気がプンプンします。ゆえに、精神的疲労が溜まりやすい。
台北（台湾）
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台北は、観光スポットも多く、食事も美味しい。さらには日本からも近いのでアクセスも至便です。
台湾の方々は親日の方が多く、道を聞いても丁寧に教えてくれたり、なかには日本語を話せる方もいます。
ただし、新婚旅行の休みを長く取れるのであれば、もっと遠くに行った方がよいと思います。
もし、新婚旅行の日程が3日しか取れないという場合には、よいのではないでしょうか。3日あれば、台北市内観光に加え、ノスタルジックな九份と、台湾のヴェネツィア淡水も楽しめます。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/taipei-tourism”]
香港・マカオ
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香港・マカオは、観光・カジノ・ショッピングまで楽しめるスポット。
ただし、PM2.5の影響か、空がどんよりとしているので、晴れ渡る景色を見れないことも。
新婚旅行で行くのであれば、同じようなベイエリアの景色を楽しめるシンガポールの方がロマンティックでよいと思います。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/taipei-tourism”]
アブダビ・ドバイ（アラブ首長国連邦）
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アブダビとドバイは、モルディブとあわせて旅行しました。
アブダビ・ドバイでは、砂漠でのデザートサファリやモスクの見学、オイルマネーで建てた世界一高い建造物ブルジュ・ハリファからの眺望など、中東だからこその体験ができます。
まだ中東に行ったことがない、中東の世界を見てみたい、という方は、新婚旅行先に選んでみてもよいかもしれません。
ただし、リゾートでゆっくり過ごせるモルディブとセットだったからこそ、「モルディブにはない観光要素があるアブダビ・ドバイの楽しみが増えた」気がしてます。
アブダビ・ドバイのみを行くのであれば、新婚旅行としてはちょっとインパクトに欠けるといったところ。
観光スポットの歴史はどれも浅く、新しいものばかりです。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/dubai-burj-khalifa”]
ロンドン（イギリス）
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ロンドンは比較的治安が良く、地下鉄も分かりやすいので移動もしやすいです。
個人的にはオプショナルツアーで訪れたコッツウォルズが満足度高かったですね。
ただし、ロンドンのみではインパクトがやや弱いかも。
よく、「イギリスはご飯が美味しくない」と言われますが、美味しくなかったのは10年ぐらい前までの話で、今はどんどんレベルが上がって美味しくなっています。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/england-cotswolds”]
ニューヨーク・マンハッタン（アメリカ）
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私がニューヨーク・マンハッタン旅行に行った時の旅程は3泊5日でした。
観光スポットはマンハッタン島内にまとまっているので、短い旅程でも無駄な時間がなく楽しめます。
新婚旅行の日程が長く取れないけど、遠くへ行きたい！という場合によいかも。
また、思いのほか、地下鉄も含めて街全体の治安が良かったです。
ニューヨーク市警察が警察官の数を増やしてから治安が大きく改善したようですね。パリで感じたストレスは、マンハッタン島内ではほとんど感じませんでした。
[blogcard url=”https://aokitrader2.com/newyork-tourism”]
イタリア
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イタリアは、私が初めて旅行した海外旅行先です。
イタリアは歴史的建造物がたくさんあるうえに、都市ごとに特色が違うので、見どころが満載。
ローマからスタートし、徐々に北上していくプランもおすすめ。最後をミラノにして、ショッピングを楽しむのもアリです。
男性も女性も楽しめるので、新婚旅行にはぴったりです。新婚旅行でイタリアが上位に入ってくるのも納得。
ただし、イタリアは「治安が悪い＆胡散臭い人が多い」というイメージです（笑
大きな出来事では、ローマのテルミニ駅でボッタクリタクシーに遭遇、ピサではバス乗り場でジプシーのスリ集団に遭遇しました。
ただ、そういった悪い思い出を差し引いても、余りある感動がイタリアにはあります。
シンガポール
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シンガポールは、
- 近未来感の漂うマリーナ・ベイ・サンズ
- 多民族文化が入り混じったごちゃごちゃ感（チャイナタウン、アラブストリート、リトルインディア）
- 自生のシンガポール植物園
- アクティビティのあるセントーサ島（USJ、ビーチ、メガジップ）
- ナイトサファリ
など、1つの国の中で色々楽しめてしまう魅力があります。
国土が狭く、主要な観光スポットの距離間が近いため、短い旅程でも移動時間のロスが少ない「濃密な旅行プラン」を立てることができます。
「海外の料理。美味しいんだけど、この味を毎日食べるのはちょっとキツイ…、どん兵衛食べたい…」というのは海外あるあるです。
シンガポールでは（滞在期間が短かったのもありますが）、フライドホッケンミー、チリクラブ、チキンライス、サテーとどれも美味しく、まったく飽きることがありませんでした。
日本人好みの料理ばかりだと思います。
また、シンガポールは、私がこれまでに海外旅行をしたなかで随一、治安が良い印象です。
駅もそうですし、電車内も綺麗。
治安が良いと、緊張感から生じる身体の疲れがないので、ノンストレスで観光できます。
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[col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/singapore-tourism”][/col2]
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モルディブ
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モルディブはインド洋に浮かぶ島国です。
リゾートそのものが島ごとに分かれており、小さな島にはスタッフと宿泊者しかいません。
海面がわずか数メートル下にある水上ヴィラ。夜、ウッドテラスのデッキチェアに寝そべり、心地よい風をあびながら星空を眺めていると、普段気にしていた小さなことが、どうでもよくなります。
むしろ、宇宙とは一体なんなのか？自分は一体誰なのか？…と思えてしまうほど、異空間であり別世界です。
結婚式の前や当日は、準備などで心身ともに疲れが溜まっているはずです。
モルディブに来ると、澄みきった美しい海をシュノーケリングしたり、美味しいご飯を食べたりと…、溜まっていた疲れをすべてリセットできます。
ただし、お酒の飲み過ぎで海に落ちないように注意です。
[aside type=”normal”]「モルディブ」とひと口に言っても、島が点在していてリゾートを経営しているホテルグループがそれぞれ違うため、リゾートにより雰囲気が異なります。[/aside]
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[col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/centara-ras-fushi-resort-and-spa-maldives”][/col2]
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ドイツ
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このブログの記事の中でも、過去に
の旅行記事を掲載しています。
ドイツには、それぞれの街に、独自の歴史や文化、オリジナリティがあり、都市・街を移動するたびに、まったく違う表情を見せてくれます。
また、過去の戦争により破壊されている部分も多いながら、中世の面影が残るロマンティックな街並みは保存状態が良い。どの街もタイムスリップしたかのような感覚を覚え、旅行者を惹きつけます。
そしてドイツは、ヨーロッパの中でも比較的安全（もちろん油断は禁物ですが）なので、IC鉄道による電車移動もしやすいです。加えて、電車の中も綺麗です。
新婚旅行に行くうえで「渡航先の治安が良いか否か」は重要なポイントだと思います。
ドイツはイタリアやフランスと比較すると、ショッピング目当てで旅行する人が少ないです。とはいえ、日本人が好きなブランドのお店はあるので、ゆっくりと買い物を楽しめるのも大きなメリットです。
新婚旅行はツアーと個人旅行、どちらがおすすめか？
新婚旅行の予定を組むにあたり、
- 海外旅行ツアー
- 個人旅行
という選択肢があります。
海外旅行ツアーの新婚旅行
海外旅行ツアーでは、「航空券＋ホテル予約」、そしてプランによっては「空港の送迎」まで付いてくるので、面倒な手続きをツアー催行会社におまかせできるのがメリット。なにかあった時も、日本語で催行会社に相談できる安心感があります。
一方、航空券手配からホテル予約まで、個別で予約手配するのが個人旅行。自分好みでプランを計画できるのが最大のメリットです。ただし、トラブルがあった時にはすべて自分たちで解決する必要があります。
どちらがおすすめか？については、個々で何を求めるかにもよりますが、「初めての海外旅行」や「語学が得意ではない」場合は、ツアーにしてしまうのがよいと思います。また、ただでさえ結婚式の準備だけで忙しいですから、旅のプランニングも任せられるのは精神的にも楽です。
海外旅行のツアーは、
JTB（ジェイ・ティー・ビー）やDeNAトラベル（旧：スカイゲート）などが取り扱っています。
また、ツアー催行会社に相談すれば、ホテルにケーキやシャンパンなどのプレゼントを用意してくれることもあります。
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ハネムーン特集｜JTB
ハネムーン特集｜HIS
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個人旅行の新婚旅行
もし、個人旅行で新婚旅行を楽しむ場合は、航空券とホテルをそれぞれ予約する必要があります。
[colwrap] [col2]その場合におすすめなのは最低価格保証を行っているエクスペディア（Expedia）です。
航空券とホテルを1サイトで予約できるウェブサイトで、クーポンを積極的に発行しています。
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まとめ
各国、色々な魅力があると思いますが、やはり私の新婚旅行イチオシはドイツです。
次にモルディブ、シンガポールといったところ。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
[colwrap] [col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/bookingcom”][/col2] [col2][blogcard url=”https://aokitrader2.com/hotelscom”][/col2] [/colwrap]
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